管理栄養士の過去問
第29回
応用栄養学 問97

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問題

第29回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問97 (訂正依頼・報告はこちら)

乳幼児期の生理的特徴に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 脈拍数は、年齢とともに増加する。
  • 体重当たりの体水分量は、成人に比較して少ない。
  • 新生児の生理的黄疸は、生後2、3日頃に出現する。
  • 乳歯は、生後2、3か月で生え始める。
  • 血清免疫グロブリン ( IgG ) 値は、生後3か月まで上昇する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

応用栄養学/新生児期、乳児期からの出題です。

1.脈拍は乳児期では多く、年齢とともに減少します。

2.体重当たりの体水分量は成人よりも多く、約80%といわれています。

3.正しい記載です。生後2、3日ごろに出現し、1~2週間で消失します。

4.乳歯の生え始めは、だいたい生後6~9か月です。

5.IgGは胎盤から移行するものなので、出生後徐々に減少していきます。

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02

正解:3

生理的黄疸は生後2、3日頃に出現し、10日程度で消失していきます。

1.脈拍数は年齢とともに減少していきます。脈拍数は1分間でおおよそ、新生児で120〜140拍、幼児で100〜110拍、成人で75〜80拍程度です。

2.体重当たりの水分量は成人に比較して多いです。新生児で80%、乳児で70%、1歳から成人で60%、老年で50%程度です。

4.乳歯は生後6〜7か月頃から生え始めます。乳歯が全て生えそろうのは2歳半頃です。

5.血清免疫グロブリン(IgG)値は赤ちゃんがお腹の中にいる際に胎盤を通過して供給されます。そのため生まれたばかりの新生児はIgG値は最高値ですが、その後低下し、生後3か月頃には最低値となります。

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03

正解は 3 です。

1:脈拍数は、年齢とともに減少します。

2:体重当たりの体水分量は、成人で50~60%、幼児で70%です。

3:正答。新生児黄疸は、生後2〜3日で出現し、10日ほどで消失します。ビリルビン代謝が未熟であるためです。

4:乳歯は、生後6、7か月頃に生え始めます。

5:血清免疫グロブリン(IgG)値は、生後徐々に減少していきます。

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