管理栄養士の過去問
第29回
応用栄養学 問98

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問題

第29回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問98 (訂正依頼・報告はこちら)

思春期女子に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 思春期前に比べ、皮下脂肪量は減少する。
  • 貧血は、巨赤芽球性貧血が多い。
  • 年間身長増加量が最大となる時期は、女子が男子より遅い。
  • 急激な体重減少は、月経異常の原因となる。
  • 神経性食欲不振症では、過食を起こすことはない。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 4 です。

応用栄養学/成長期(幼児期、学童期、思春期)からの出題です。

1.思春期では身体がふっくらしてきて、皮下脂肪量が増加します。

2.貧血で多く見られるのは、鉄欠乏性貧血です。

3.年間身長増加量が最大となる時期は、男子の方が遅く、女子の方が1~2歳早くにみられます。

4.正しい記載です。急激な体重減少によりエストロゲン分泌量が減少して月経異常を引き起こすことがあります。

5.神経性食欲不振症では過食と不食を繰り返すケースも見られます。

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02

正解は 4 です。

1:思春期前に比べ、皮下脂肪量は増加し、女性らしい体つきになります。

2:貧血は、鉄欠乏性貧血が多いとされています。

3:年間身長増加量が最大となる時期は、女子の方が男子より1~2年早いです。

4:正答。エストロゲンの分泌量が減少するためです。

5:神経性食欲不振症では、過食および拒食を起こします。

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03

正解:4

急激な体重減少は月経異常の原因として考えられます。

1.思春期前に比べて皮下脂肪量は増加します。エストロゲンの分泌量が増え女性らしいふっくらとした身体に成長します。

2.月経も始まる思春期女子は鉄欠乏性貧血が多くあります。

3.女子は男子に比べて思春期スパートの開始時期が早いため、年間身長増加量が最大となる時期も男子より早いです。

5.神経性食不振症では拒食・過食ともに見られます。

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