管理栄養士の過去問
第29回
栄養教育論 問113
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問題
第29回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問113 (訂正依頼・報告はこちら)
食環境整備において、加工食品表示について栄養教育を実施する際の説明である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 消費期限は、品質保持が期待できる期限を示した表示です。
- 賞味期限は、その期限内に食べることを定めた表示です。
- ナトリウム1,000mgの食塩相当量は、1gになります。
- アレルギー表示の特定原材料として、5品目が定められています。
- 「熱量ゼロ」と表示されていても、0 kcalとは限りません。
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この過去問の解説 (3件)
01
栄養教育論/栄養教育のための理論的基礎からの出題です。
1.消費期限は定められた方法により保存した場合において、腐敗・変敗その他の品質の劣化に伴い、安全性を欠く恐れのない期限のことです。
2.賞味期限は期待されるすべての品質の保持が充分に可能であると認められる期限のことです。
3.1000㎎ × 2.54 ÷ 1000 = 2.54g となります。
4.特定原材料は7品目で、卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かにです。
5.正しい記載です。100g(あるいは100ml)あたり5kcal未満であれば熱量ゼロ表示が可能です。
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02
2.賞味期限ではなく、消費期限がその期限内に食べることを定めた表示です。
3.ナトリウム1000mgの食塩相当量は、1gではなく、2.54gになります。
ナトリウム1g(1000mg)≒食塩2.54gと食品成分表にも記載されています。
4.アレルギー表示の特定原材料として、5品目ではなく、7品目が定められています。
以前は小麦・卵・乳製品・そば・落花生の5品目のみでしたが、えび・かにが追加されて現在は7品目が定められています。
5.熱量5kcal未満の場合は、熱量を含まないとの表示(無・ゼロ・ノンなど)をしてもかまわないとされています。
そのため、0kcalと表示されていても本当に熱量が含まれていないとは限りません。
よって正しい答えとなります。
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03
1:消費期限は、その期限内に食べることを定めた表示です。
2:賞味期限は、品質保持が期待できる期限を示した表示です。
3:ナトリウム1000mgは「1g」と表示できますが、食塩相当量は2.54gとなります。
4:アレルギー表示の特定原材料は、卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かにの7品目です。これらを含む加工食品には表示が義務付けられています。
さらに、特定原材料に準ずるものとして、りんごやキウイなど24品目が加工食品への表示が推奨されています。
5:正答。食品100g中の熱量(エネルギー)が5kcal未満であれば、「熱量ゼロ」などの表示が認められています。
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