管理栄養士の過去問
第29回
栄養教育論 問112
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問題
第29回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問112 (訂正依頼・報告はこちら)
地域住民の食塩摂取の低減を目的にした食環境づくりに関する記述である。食物へのアクセスと情報へのアクセスを統合した食環境整備として、正しいのはどれか。1つ選べ。
- 食塩を減らす実践に結びつきやすい講演会を開催する。
- 減塩のポイントをまとめたリーフレットを健康フェアで配布する。
- 自治体のホームページでおいしい減塩料理を紹介する。
- スーパーマーケットで食塩相当量を表示した減塩弁当を販売する。
- 減塩の調味料を使用する飲食店を増やす。
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この過去問の解説 (3件)
01
(例)管理栄養士監修のお弁当の販売、健康に配慮したメニューの提供をする店を増やす・・・など
情報へのアクセスとは、栄養や食生活、健康に関する情報やその流れのことです。
(例)スーパーなどでフリーで配布されているレシピ、地域住民を対象とした講演会の開催・・・など
上記の内容を踏まえて解いてみると、
1番、2番、3番は情報へのアクセスのみの食環境整備です。
5番は食物へのアクセスのみの食環境整備です。
4番は食塩相当量という情報も含み、さらにその情報を表示したお弁当の販売ということで食物へのアクセスもみられます。
よって、正しい答えとなります。
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02
栄養教育論/栄養教育のための理論的基礎からの出題です。
食物へのアクセスとは、一連の食物生産・提供システムを指します。
情報へのアクセスとは、教育対象者に対する栄養や食生活関連の情報やその流れなどを指します。
1.情報へのアクセスに該当する例です。
2.情報へのアクセスに該当する例です。
3.情報へのアクセスに該当する例です。
4.食物へのアクセスと情報へのアクセスを統合した例として適切です。
5.食物へのアクセスに該当する例です。
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03
【食物へのアクセス】
食物の生産、加工、流通、販売など、一連の食物生産と提供システムを指します(例:配食サービス、弁当の開発など)。
【情報へのアクセス】
食物の栄養や食生活に関係する情報とその流れを指します(例:栄養や食生活関係のサイト、レシピのリーフレットなど)。
1~3、5の選択肢は情報へのアクセスに関する記述です。
4:正答。食物へのアクセス、情報へのアクセス、どちらも統合された例です。
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