管理栄養士の過去問
第29回
公衆栄養学 問163
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問題
第29回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問163 (訂正依頼・報告はこちら)
地域集団を対象とした調査法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 選択バイアスを小さくするために、調査対象者は無作為に抽出する。
- 標本調査は、母集団に属する全員を対象者として実施する。
- 文献調査は、調査票によって回答を得る方法である。
- 電話調査法では、自記式質問紙法よりも調査者による情報バイアスがかかりにくい。
- 面接法では、自記式質問紙法よりも対象者に質問の意味が誤解されやすい。
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この過去問の解説 (3件)
01
地域集団を対象とした調査法では選択バイアスを小さくするために、調査対象者は無作為に抽出します。
2.標本調査では、母集団から一部を対象者として実施します。
3.文献調査では、既存の統計資料や、文献・記録などを用いて回答を得る方法です。
4.電話調査法では自記式質問紙よりも調査者による情報バイアスがかかりやすい方法です。
5.面接法では、自記式質問紙よりも対象者に質問の意味が誤解されにくいです。
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02
公衆栄養学/公衆栄養マネジメントからの出題です。
1.正しい記載です。調査対象を無作為に抽出することで偏りがなくなり選択バイアスが小さくなります。
2.標本調査はサンプルを母集団から選んで対象とします。
3.文献調査は既存の調査結果を用いる方法です。
4.電話調査では調査者の聞き方・情報把握に左右される側面があるため、自記式質問紙法の方が情報バイアスがかかりにくいと言えます。
5.自記式質問法では、対象者の質問解釈に頼るため、誤解を生じる可能性もあります。
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03
1:正答。調査対象者を無作為に抽出することで、選択バイアスを最小限に抑えられます。
2:標本調査は、母集団から対象者を抽出します。
3:文献調査は、既存の文献などを用いて調査する方法です。
4:電話調査法では、自記式質問紙法よりも調査者による情報バイアスがかかりやすいとされています。
5:面接法では、自記式質問紙法よりも対象者に質問の意味が誤解されにくいとされています。
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