管理栄養士の過去問
第30回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問38
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この過去問の解説 (3件)
01
2. 骨端軟骨は骨幹(骨の中央部)と骨端(骨の両端)との間にある軟骨層です。この部分にある細胞が骨に変化していくことで骨がのびていきます。骨端軟骨は成長期が過ぎると消失します。
3. 骨量はエストロゲンによって増加します。閉経後の女性で骨粗鬆症のリスクが高まるのは、エストロゲンの分泌が低下するためです。
4. 骨量は、荷重により増加します。そのため、痩せすぎは骨粗鬆症のリスク因子となります。
5. カルシトニンは血中カルシウム濃度の上昇によって分泌されるホルモンで、破骨細胞に作用して骨吸収の抑制と骨形成の促進を担います。破骨細胞を活性化させるホルモンは、パラソルモンです。
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02
1:正答。骨の主な有機質成分は、コラーゲンであり、骨にしなやかさと弾力を与えます。
2:骨端軟骨は、骨幹と骨端の間にあり、思春期に消失します。
3:エストロゲンは、骨のリモデリングに関わるホルモンです。エストロゲンは破骨細胞の働きを間接的に抑制する働きがあり、閉経などによりエストロゲンが激減すると、破骨細胞が活性化し、骨量が減少します。
4:骨量は、荷重による刺激で増加します。この問題文の「荷重」とは、適度な運動などを指します。
5:破骨細胞は、副甲状腺ホルモンであるパラソルモンにより活性化されます。カルシトニンは、骨からのカルシウム流出を抑制します。
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03
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/運動器(筋・骨格)系からの出題です。
1.正しい記載です。有機質成分は全体の35%程度で多くはコラーゲンです。
2.骨端軟骨が消失するのは思春期後半です。
3.閉経などでエストロゲンが減少すると骨量が減少します。
4.骨量は荷重がかかると形成されたり、維持されたりします。
5.カルシトニンは破骨細胞の活性を抑制します。
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