管理栄養士の過去問
第30回
応用栄養学 問93
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第30回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問93 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
- 褥瘡の予防では、体位変換が有効である。
- フレイルティ( 虚弱 )の予防では、除脂肪体重を減少させる。
- 変形性膝関節症では、肥満がリスク因子となる。
- 便秘の予防では、水分摂取を控える。
- 骨粗鬆症の予防では、リンを多く含む食品を摂取する。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
応用栄養学/高齢期からの出題です。
1.正しい記載です。体位変換をして持続的な圧迫を回避します。
2.フレイルティの予防には除脂肪体重を増加、もしくは維持することが大切です。
3.正しい記載です。肥満は荷重となるのでリスク因子です。
4.便秘予防では水分をしっかり摂る必要があります。
5.リンが多いとカルシウムの吸収が阻害されるので、過剰摂取は避けます。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
02
規則的な体位変換や、エアマットやクッションなどの除圧用具を利用し、圧を減らし分散させます。
変形性膝関節症は、筋力低下、加齢、肥満などがリスク因子となります。
2:フレイルティ( 虚弱 )の予防は、除脂肪体重を増加させることが重要とされ、骨格筋とその機能維持が目的となります。たんぱく質は、骨格筋量、筋力、身体機能の向上に大きく関係するため、フレイルティ( 虚弱 )の予防に効果があるとして、注目されています。
4:高齢者の便秘の予防には、小まめな水分摂取が有効です。
5:骨粗鬆症の予防には、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKの摂取が有効です。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
03
2. フレイルティ(虚弱)の予防のためには、除脂肪体重を増加させます。
3. 正解です。変形性膝関節症は、膝関節の機能が低下して、膝軟骨や半月板のかみ合わせが緩んだり変形や断裂を起こすことで痛みを伴います。筋力低下や加齢、肥満などがリスク因子となります。
4. 便秘の予防のためには、水分の積極的な摂取が必要です。
5. 骨粗鬆症の予防のためには、カルシウムやビタミンDを多く含む食品を摂取します。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問92)へ
第30回問題一覧
次の問題(問94)へ