管理栄養士の過去問
第30回
応用栄養学 問92

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問題

第30回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問92 (訂正依頼・報告はこちら)

思春期の女子の生理的特徴に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • エストロゲンの分泌量は、低下する。
  • 卵胞刺激ホルモン( FSH )の分泌量は、低下する。
  • 黄体形成ホルモン( LH )の分泌量は、低下する。
  • 1日当たりのカルシウム蓄積量は、思春期前半に最大となる。
  • 鉄損失量は、変化しない。

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この過去問の解説 (3件)

01

1. 思春期に卵巣が発達し始めると、エストロゲンの分泌量は増加します。

2. 視床下部から放出されたゴナドトロピン放出ホルモンが脳下垂体に作用し、卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌量は増加します。

3. 視床下部から放出されたゴナドトロピン放出ホルモンが脳下垂体に作用し、黄体形成ホルモン(LH)の分泌量は増加します。

4. 正解です。最も多くカルシウム蓄積がみられる時期は、男子13.4歳、女子11.8歳です。

5. 月経の開始により、鉄損失量は増加します。

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02

正解は 4 です。
応用栄養学/成長期(幼児期、学童期、思春期)からの出題です。

1.エストロゲンの分泌量が増加してきます。

2.卵胞刺激ホルモンの分泌量は増加してきます。

3.黄体形成ホルモンの分泌量が増加してきます。

4.正しい記載です。この時期にしっかり蓄積しておくことが将来の骨粗鬆症を発症しにくくします。

5.急激に発育し、月経も開始するので鉄損失量が増えます。

参考になった数1

03

正解は 4 です。

カルシウム蓄積速度と量が最大となるのは、11~14歳頃とされています。男子の場合は、13~16歳頃とされています。

1:思春期が近づくと、脳視床下部より性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌が増加します。それに伴い、卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモンの生成と分泌が始まり、卵胞を刺激して排卵を促そうとします。これにより、卵胞ホルモン(エストロゲン)、黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。


2:1を参照。

3:1を参照。

5:月経が始まり、変化が大きくなります。

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