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管理栄養士の過去問 第30回 栄養教育論 問102

問題

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大企業において、社員の健康づくりのための減塩行動の普及を目的に、新たな取組を行うこととなった。社内で減塩行動を早く普及させるための、イノベーション普及理論に基づく初期活動である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
全社員に、減塩の意義を記載したリーフレットを配布する。
   2 .
全社員に、減塩の意義を社内メールで知らせる。
   3 .
部署ごとに、順次、減塩教育を行う。
   4 .
部長を集め、減塩教育を行う。
( 第30回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問102 )
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この過去問の解説 (3件)

6
正解は、4です。

1:リーフレットの配布は、情報へのアクセス面での食環境づくりには繋がりますが、"行動"の普及には繋がらないと考えられます。

2:社内メールは1と同様に減塩行動の迅速な普及には繋がらないと考えられます。

3:順次、では4に比べて普及速度は遅くなります。

4:○
部長→各部署の社員という流れで社内で減塩行動を早く普及することができます。

付箋メモを残すことが出来ます。
3
正解は 4 です。

【イノベーション普及理論】
イノベーションとは、新たな考え方や最新の技術など、「新しいもの」を指す言葉です。このイノベーションが、ある集団から始まり、他の集団に普及していく過程を介して、社会全体の普及を目指していくという理論モデルです。

以上のことから、4の「部長を集め、減塩教育を行う。」という行動は、部長から減塩教育が始まり、部下へ普及されていくことが考えられるため、正答となります。

3
◎イノベーション普及理論
イノベーションとは、新しい技術、商品、アイデア、行動、プログラムなどを意味します。新しい1つのイノベーションが、社会にどう普及して、社会全体を変えていくかの過程を理解したり、あるイノベーションを社会に普及するための戦略を考えるうえで役立つモデルことをイノベーション普及理論と言います。
〇イノベーター…冒険的で、最初にイノベーションを採用します。
〇アーリーアダプター…自ら情報を集め、判断を行います。普及の大きなカギをにぎります。
〇アーリーマジョリティ…購買に比較的慎重で、追随的な採用行動を行います。
〇レイトマジョリティ…うたぐり深く、世の中の普及状況を見て模倣的に採用します。
〇ラガード…最も保守的・伝統的で最後に採用します。

1. イノベーション普及理論では、イノベーターとアーリーアダプターに普及することが重要です。減塩行動を早く普及させるための初期活動としては、全社員に向けてリーフレットを配布することは適していません。

2. イノベーション普及理論では、イノベーターとアーリーアダプターに普及することが重要です。全社員に向けてメールで知らせることは、減塩行動を早く普及させるための初期活動としては適さないので誤となります。

3. イノベーション普及理論では、イノベーターとアーリーアダプターに普及することが初期活動として重要となります。部署ごとに順次行うと、時間がかかるため、早く普及させる初期活動としては適さないので誤となります。

4. 部長に最初に減塩教育を行うことは、イノベーション普及理論におけるイノベーターやアーリーアダプターに普及することに該当するので正となります。

よって正解は、4. となります。

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