管理栄養士の過去問
第30回
栄養教育論 問107

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問題

第30回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問107 (訂正依頼・報告はこちら)

大学生を対象に、朝食を毎日食べることを目的とした栄養教育において、学習者が設定する行動目標である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 朝食を食べる必要性を理解する。
  • 早寝早起きをする。
  • 家の人に朝食を用意してもらう。
  • 簡単な朝食の作り方を学ぶ。
  • 朝食を毎日食べている友人の話を聞く。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 2 です。

1:「朝食を食べる必要性を理解する」のは、学習目標に該当します。学習目標は、プログラム目標を達成するために得るべき知識の目標です。

2:正答。「早寝早起きをする」のは、行動目標に該当します。行動目標は、プログラム目標を達成するために行うべき行動の目標です。

3:「家の人に朝食を用意してもらう」のは、環境目標に該当します。環境目標は、プログラム目標を達成するために整えるべき環境の目標です。

4:「簡単な朝食の作り方を学ぶ」のは、学習目標に該当します。

5:「朝食を毎日食べている友人の話を聞く」のは、学習目標に該当します。

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02

◎目標…最終的に達成したいプログラムのことをいいます。
◎一般目標…目標を達成するための方向性を示す目標のことをいいます。
◎個別目標…教育により期待される学習者の変化を表す目標をいいます。とくに行動に関わる場合は、行動目標とよばれます。
◎学習目標…知識や態度などの目標のことをいいます。
◎環境目標…家族・職場環境などの目標のことをいいます。

1. 朝食を食べる必要性を理解することは、学習目標に該当するので誤となります。

2. 早寝早起きをすることは教育により期待される学習者の行動に関わる変化なので正となります。

3. 家の人に朝食を用意してもらうのは、家族に関わることであるので環境目標に該当するため誤となります。

4. 作り方を学ぶことは学習目標に該当するので誤となります。

5. 朝食を毎日食べている友人の話を聞くことは、学習目標に該当するので誤となります。

よって正解は、2. となります。

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03

正解は、2です。

1:必要性の理解は「学習目標」です。

2:○
行動の変化に関わるので、「行動目標」と言えます。

3:家族にどのように協力してもらうかは「環境目標」です。

4:作り方を学ぶという食スキルの習得は「学習目標」です。

5:朝食を毎日食べている人の話を聞くことは「学習目標」です。

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