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管理栄養士の過去問 第30回 臨床栄養学 問118

問題

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食品が医薬品に及ぼす影響に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
クロレラは、ワルファリンの効果を減弱する。
   2 .
納豆は、HMG-CoA還元酵素阻害薬( スタチン )の効果を増強する。
   3 .
グレープフルーツは、カルシウム拮抗薬の効果を減弱する。
   4 .
牛乳は、ビスホスホネート薬の効果を増強する。
   5 .
セント・ジョーンズ・ワートは、スルホニル尿素( SU )薬の効果を増強する。
( 第30回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問118 )
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この過去問の解説 (3件)

13
正解は、1です。

1:○
クロレラはビタミンKを多く含みます。ワルファリンはビタミンKに拮抗するため、クロレラはワルファリンの効果を減弱します。

2:納豆はビタミンKを多く含み、抗凝固剤(特にワルファリン)の効果を減弱します。

3:グレープフルーツは、カルシウム拮抗薬の効果を増強します。

4:牛乳はカルシウムを多く含み、ビスホスホネート薬(骨粗鬆症の処方薬)の吸収を阻害します。

5:セント・ジョーンズ・ワートとはセイヨウオトギリとも言い、ハーブの一種です。HIV治療薬や抗凝固剤、気管支拡張剤など多くの薬の効果を減弱しますが、スルホニル尿素薬との相互作用は知られていません。

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5
1. 心筋梗塞や脳梗塞など血栓を予防するために用いる抗凝固剤のワルファリンは、ビタミンKと拮抗して作用を発現するため、ビタミンKを多く含む食品を食べるとその作用が減弱します。ビタミンKを多く含む食品は、納豆、ブロッコリー、クロレラ、青汁、スピルナなどがあります。

2. HMG-CoA還元酵素阻害剤は、体内でコレステロールが合成される時に必要な酵素を特異的に抑制します。中性脂肪を低下させるフィブラート系薬と併用して服用すると横紋筋融解症などの副作用が強くあらわれることがあり、腎臓が悪い人は特に併用してはいけません。よって誤となります。

3. カルシウム拮抗薬は、高血圧、狭心症、不整脈などの治療に使われています。グレープフルーツやスウィーティ―、文旦などの成分が薬剤代謝に関わるチトクロームP450活性を阻害することにより、薬物の血中濃度が上がるため、効果が増強されます。よって誤となります。

4. 牛乳とビスホスホネート薬の食べ合わせは、カルシウム、マグネシウム、アルミニウムなどの金属イオンと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害される可能性があります。よって誤となります。

5. セント・ジョーンズ・ワートは、軽度から中度のうつ病や、更年期障害、自律神経失調症、不安神経症などに効果があります。薬物代謝酵素を誘導し、抗てんかん薬、強心薬などの効果を減弱させます。よって誤となります。

よって正解は、 1. となります。

0
正解は 1 です。

1:正答。クロレラには、ワルファリンの効果を減弱するビタミンKが含まれています。

2:納豆には、ワルファリンの効果を減弱するビタミンKが含まれています。

3:グレープフルーツは、カルシウム拮抗薬の効果を増強します。

4:牛乳は、ビスホスホネート薬の効果を減弱します。

5:セント・ジョーンズ・ワートは、スルホニル尿素( SU )薬の効果との関係性が明らかになっていません。

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