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管理栄養士の過去問 第30回 臨床栄養学 問133

問題

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食物アレルギーの病態と栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
   1 .
最も多い症状は、下痢である。
   2 .
食後の運動で、アナフィラキシーショックが誘発される。
   3 .
減感作療法では、食物アレルゲンを完全除去する。
   4 .
非特異的治療では、食物アレルゲンを少量から漸増する。
   5 .
鶏卵は、加熱によりアレルゲン性が低下する。
( 第30回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問133 )
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この過去問の解説 (3件)

6
◎食物アレルギー…IgE抗体が関与するアトピー性反応です。特定の食物の摂取によって、肥満細胞に固着したIgEに抗原が反応し、化学伝達物質が放出あるいは産生されることにより症状が発現します。

1. 最も多い症状は、皮膚粘膜症状なので誤となります。

2. 特定の食品を摂取した後の運動により、アナフィラキシーを起こす食事依存性運動誘発性アレルギーに該当するので正となります。

3. 減感作療法とは、原因となっている抗原(アレルゲン)をごく少量ずつ、量を漸増しながら生体内に投与し、特定のアレルゲンに対する過敏反応を軽減させようとするものです。問題文は完全除去食療法に該当するので、誤となります。

4. 非特異的治療とは、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、ステロイド薬などを投与する治療法です。問題文は減感作療法にがいとうするので誤となります。

5. 鶏卵に含まれるたんぱく成分にアレルゲンが含まれており、加熱により変化します。温度が高く、高温時間が長いほどアレルギーは起きにくくなるので正となります。

よって正解は、2.と5. となります。

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3
正解は 2と5 です。

1:食物アレルギーに最もよくみられる症状は、皮膚・粘膜症状です。じんましん、かゆみなどがあります。

2:正答。食後運動誘発アナフィラキシーと言います。

3:減感作療法は、食物アレルゲンを少量から漸増させます。必ず専門家のもとで行います。

4:非特異的治療では、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬などの薬物療法を行います。

5:正答。加熱によりアレルゲン性は低下します。

1
正解は、2と5です。

1:最も多い症状は、皮膚粘膜症状です。

2:○
食後の運動で、アナフィラキシーショックが誘発されます。これを食後運動誘発アナフィラキシーと言います。

3:減感作療法では、特定の食物アレルゲンを少量から漸増します。

4:食物アレルゲンを少量から漸増する減感作療法は、特異的治療です。

5:○
鶏卵は加熱によりアレルゲン性が低下します。

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