管理栄養士の過去問
第30回
公衆栄養学 問141

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問題

第30回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問141 (訂正依頼・報告はこちら)

公衆栄養活動に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • QOLの向上を目指した疾病予防と健康増進を使命とする。
  • 地球生態系における多様な生物との共生を考える。
  • 保健・医療・福祉・介護システムの連携の中で進められる。
  • 生活習慣病の重症化予防対策が含まれる。
  • 活動の主体は、保健分野を専門とする行政機関に限られる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、5です。

1:○
QOLの向上を目指した疾病予防と健康増進を使命とします。

2:○
地球生態系における多様な生物との共生を考えます。

3:○
保健・医療・福祉・介護システムの連携の中で進められます。

4:○
生活習慣病の重症化予防対策が含まれます。

5:活動の主体は、地域住民です。公衆栄養活動は、地域住民や行政などが共同で行います。

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02

正解は 5 です。

問題文は「誤っているもの」を選ぶよう指示している点に注意しましょう。

公衆栄養活動は、地域住民の健康維持・増進を目標に、QOLの向上を図ることを目的としています。保健・医療・福祉・介護システムの連携の中で進められ、生活習慣病の一次予防、重症化予防対策が含まれています。
地球生態系など、環境にも配慮した活動が望まれます。
活動の主体は、地域住民であり、行政機関はその支援を行います。

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03

1. ヘルスプロモーションの原点でもあるオタワ憲章で、人々が自ら健康をコントロールし、改善することができるようにするプロセスを定義し、最終目的はQOL(生活の質)の向上としているとあります。QOLの向上を目指した疾病予防と健康増進を使命としていますので正となります。

2. 生態系と食糧問題は密接な関係があり、環境問題にも配慮した公衆栄養活動は欠かせないので正となります。

3. 保健・医療・福祉・介護システムの連携の中で進めることは重要ですので正となります。

4. 生活習慣病の一次予防と重症化予防と含まれているので正となります。

5. 活動の主体は行政機関ではなく地域住民であるので誤となります。

よって正解は、5. となります。

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