管理栄養士の過去問
第30回
公衆栄養学 問148

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問題

第30回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問148 (訂正依頼・報告はこちら)

栄養・食生活に関して、健やか親子21( 第2次 )において示されている指標である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • 出産後1か月児の母乳育児の割合
  • 児童・生徒における痩身傾向児の割合
  • 児童・生徒における肥満傾向児の割合
  • 朝食を欠食する子どもの割合
  • よく噛んで味わって食べる子どもの割合

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この過去問の解説 (3件)

01

健やか親子21(第2次)とは、すべての子どもが健やかに育つ社会の実現を目指し、関係するすべての人々、関連機関・団体が一体となって取り組む国民運動です。

1. 出産後1か月児の母乳育児の割合は、平成25年度で47.5%と示されているので正となります。

2. 児童・生徒における瘦身傾向児の割合は、平成25年度で2.0%と示されているので正となります。

3. 児童・生徒における肥満傾向児の割合は、平成25年度で9.5%と示されているので正となります。

4. 朝食を欠食する子どもの割合は、平成22年度で小学5年生が9.5%、中学2年生が13.4%と示されているので正となります。

5. よく噛んで味わって食べる子どもの割合は、指標として示されていないので誤となります。

よって正解は5. となります。

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02

正解は、5です。

健やか親子21(第二次)では達成すべき3つの基盤課題として、「A.切れ目のない妊産婦・乳幼児への保険対象、B.学童期・思春期から青年期に向けた保健対策、C.子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり」が掲げられています。

選択肢(1)はA、選択肢(2)~(4)はBに示されています。
よく噛んで味わって食べる子どもの割合は、指標として示されていません。

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03

正解は 5 です。

問題文は「誤っているもの」を選ぶよう指示している点に注意しましょう。

「健やか親子」は、平成13年度から開始され、親子の健康水準向上を目的に様々な取り組みを実施してきました。これまでの課題を踏まえ、平成27年度から平成36年度までの新たな基盤課題として、

A:切れ目のない妊産婦・乳幼児への保険対象
B:学童期・思春期から青年期に向けた保健対策
C:子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり

を掲げています。

選択肢1はA、選択肢2・3・4はBに定められますが、選択肢5には該当するものがありません。

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