管理栄養士の過去問
第30回
公衆栄養学 問155

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問題

第30回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問155 (訂正依頼・報告はこちら)

A市保健センターでは、高齢者の介護予防を目的とした集団栄養教育プログラムを5年間実施した。プログラムの効果を判定するための指標である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • プログラムへの参加者数
  • 対象者の参加理由
  • ロコモティブシンドロームを認知している者の割合
  • 配食サービスの利用者数
  • 低栄養状態にある者の割合

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この過去問の解説 (3件)

01

プログラムの効果の判定は結果評価により評価することができます。

1:×
プログラムへの参加者数は、
プログラムに関する評価なので経過評価です。

2:×
対象者の参加理由は、
プログラムに関する評価なので経過評価です。

3:×
ロコモティブシンドロームを認知している者の割合は、
短期目標に関する評価なので影響評価です。

4:×
配食サービスの利用者数は、
短期目標に関する評価なので影響評価です。

5:○
低栄養状態にある者の割合は結果評価にあたります。
よってプログラムの効果を判定する指標として適切です。

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02

正解は5です。

1:×
プログラムの参加者数ー経過評価

2:×
参加理由ー経過評価

3:×
ロコモティブシンドロームを認知している者の割合ー影響評価

4:×
配食サービスの利用者数ー影響評価

5:○
低栄養状態にある者の割合―結果評価

参考になった数2

03

正解は(5)です。

1.✖
プログラムへの参加者数では、プログラムの効果を判定するための指標にはなりません。

2.✖
対象者の参加理由は、教育プログラムに参加する前のものであり、
プログラムの効果を判定するための指標にはなりません。

3.✖
ロコモティブシンドロームとは、運動器の機能が低下し、要介護や寝たきりになる危険が高い状態のことをいいます。
プログラムの効果の判定指標にはなりません。

4.✖
配食サービスの利用者数は、介護予防の効果があったかどうかの指標にはなりません。

5.〇
低栄養状態にある者の割合が、5年間の教育プログラムで減少した場合、
教育の効果があったと評価することができます。



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