管理栄養士の過去問
第30回
公衆栄養学 問158
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第30回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問158 (訂正依頼・報告はこちら)
特定健康診査・特定保健指導の企画に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- ハイリスクアプローチに位置づける。
- 健診未受診者対策を含める。
- 受診勧奨とされた者の医療機関受診率向上を目標に含める。
- 企画を外部機関に委託できる。
- 医療保険のレセプトデータを活用する。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
生活習慣病の発症リスクがある者に対して働きかけるため、ハイリスクアプローチとなります。
2:○
健診受診率増加を目指します。
3:○
受診勧奨とされた者の医療機関受診率向上は、二次予防の早期治療にあたります。
4:×
企画は医療保険者が行わなければなりません。
併せて立案や評価も委託することはできません。
なお外部委託のことをアウトソーシングといいます。
5:○
レセプトデータとは医療費の請求書/明細書のデータのことです。
企画の際にレセプトデータの分析を行います。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
02
1.〇
疾患を発症しやすい高いリスクをおった人に働きかけるアプローチです。
2.〇
未受診者を減らし、受診率を上げることを目標とします。
3.〇
特定健康診査、特定保健指導の積極的な受診勧奨・利用勧奨を行います。
4.✖
外部に企画を委託することは出来ません。
5.〇
健診データとレセプトデータを突き合わせて、生活習慣と医療費の関係などの分析を行います。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
03
特定健康診査・特定保健指導は、生活習慣病発病リスクが高い40~74歳の被保険者・被扶養者を対象に実施します。
ハイリスクアプローチ:高いリスクのある対象者に働きかけることです。
ポピュレーションアプローチ:ハイリスク者、境界域および正常値の者を含めた集団全体に働きかけることです。
2,3:○
産業保健と地域保健が連携し、健診未受診者対策を実施し、受診勧奨者の医療機関受診率の向上を目指します。
4:×
健康診査や保健指導は委託できますが、企画は委託できません。
5:○
レセプトデータは、医療報酬の明細書のことです。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問157)へ
第30回問題一覧
次の問題(問159)へ