管理栄養士の過去問
第30回
給食経営管理論 問170
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問題
第30回 管理栄養士国家試験 給食経営管理論 問170 (訂正依頼・報告はこちら)
食材の在庫管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 入庫量は、発注量を用いる。
- 期末在庫量は、棚卸しの実数を用いる。
- 在庫金額は、出庫量と購入単価から把握する。
- 腐敗による廃棄食品は、在庫金額として計上する。
- 食材料費のABC分析を用いて、Cの食材を重点的に管理する。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.✖
入庫量とは、在庫を含めて保管してある食材のことであり、発注量とは一致しません。
2.〇
3.✖
在庫金額は、在庫量と購入単価から把握します。
4.✖
腐敗による廃棄食品は、在庫とはならないため、計上しません。
5.✖
ABC分析では、
A:重要管理品目、B:中程度管理品目、C:一般管理品目
のように、分類します。
Aが使用頻度が高い、値段が高いなどの品目となるため、Cではなく、Aを重点的に管理します。
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02
入庫量は保管してある食材料量のことで、発注量とは必ずしも一致しません。
2:○
期末在庫量は、棚卸しの実数を用います。
3:×
在庫金額は、在庫量と購入単価から把握します。
4:×
腐敗による廃棄食品は、在庫金額ではなく、使用金額として計上します。
5:×
食材料費のABC分析を用いて、Aの食材を重点的に管理します。
Aは使用金額や売上高が高いグループ、Bは中間のグループ、Cは少ないグループです。
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03
同じになるとは限りません。
発注して、納品日に使いきる食品(在庫にならない食品)と使い切らない食品(在庫になる食品)があるため、必ずしも同じにはなりません。
️
補足
発注量=発注換算係数×1人あたりの純使用量×食数
純使用量:廃棄率を含んだ量
2:○
3:×
在庫量×購入単価で求めます。
4:×
施設により異なります。
食費ではなく、経費に含める施設が多いです。
5:×
Aの食材を重点的に管理します。
Aグループの使用金額が多く、Cグループの使用金額が少ないです。
ABC分析:材料使用金額のウエイトにより、ABCに区分する方法です。使用量、使用頻度の高い食材料費ほどウエイトが高くなります。
Aグループ:70%~80%、Cグループ:5%以下
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