管理栄養士の過去問
第30回
給食経営管理論 問177
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問題
第30回 管理栄養士国家試験 給食経営管理論 問177 (訂正依頼・報告はこちら)
大量調理施設に導入することが望ましい構造と設備である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- ドライシステムの床
- 納品口のエアカーテン
- 直接手で操作する手洗い設備
- 下処理場と調理場の間のパススルーの設備
- 調理従事者専用の便所
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この過去問の解説 (3件)
01
1.〇
ドライシステムの床を導入することで、床に雑菌などが繁殖するのを防ぐ効果があります。
2.〇
害虫などの侵入を防ぐことが出来ます。
3.✖
直接手で操作する手洗い設備は、手を介しての二次汚染の危険があります。
4.〇
人と食材が一緒に動かないように、パススルーの設備は必要です。
5.〇
検便をしていない人と共用のトイレを利用すると、トイレを介して、ノロウイルスなど感染する危険があるため、調理従事者専用のトイレは必要です。
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02
ドライシステムの床は、水はねや高温多湿を防止します。
2:○
納品口のエアカーテンは、ほこりや虫の侵入を防止します。
3:×
直接手で操作する手洗い設備は、洗浄後の清潔な手が汚染される可能性があるため、適切ではありません。
4:○
下処理場と調理場の間のパススルーの設備により、汚染作業区域(下処理場)と非汚染作業区域(調理場)の行き来が不要になるため、食中毒の二次汚染を防止します。
5:○
調理従事者専用の便所は、調理場から3m以上離れた場所に設置することが望ましいとされています。
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03
ウエットシステムに比べて、作業環境が良く、軽装で作業ができるため、疲労度の軽減が可能となります。
2:○
ネズミや昆虫の侵入の防止が可能となるため、衛生上や作業能率の点から設置するのが望ましいです。
3:×
衛生上の点から、感知式にするのが望ましいです。
4:○
作業動線の確立、作業区画を明確に区別する事により、徹底的な衛生管理が可能となります。
5:○
専用の手洗い設備と履き物を備え、調理従事者専用の便所を設置するのが望ましいです。
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