管理栄養士の過去問
第30回
応用力問題 問182
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問題
第30回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問182 (訂正依頼・報告はこちら)
K介護老人福祉施設に勤務する管理栄養士である。利用者への食事支援を行っている。
利用者は、75歳、女性。70歳時に脳梗塞を発症し、N病院に入院した。退院後、自宅でごろごろしていることが多くなり、歩行が不自由になったため、2か月前に入所した。現在、食事は自立しており、普通食を食べている。最近、水を飲む際にむせるようになり、微熱が続いている。
この利用者に提供すべき食事の形態である。正しいのはどれか。2つ選べ。
利用者は、75歳、女性。70歳時に脳梗塞を発症し、N病院に入院した。退院後、自宅でごろごろしていることが多くなり、歩行が不自由になったため、2か月前に入所した。現在、食事は自立しており、普通食を食べている。最近、水を飲む際にむせるようになり、微熱が続いている。
この利用者に提供すべき食事の形態である。正しいのはどれか。2つ選べ。
- 液状でさらさらしている
- まとまりやすい
- べたつかない
- つるっと滑りやすい
- 細かく刻まれている
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この過去問の解説 (3件)
01
食塊が作りにくいうえに、落ちるスピードが速くなります。
2:○
3:○
4:×
反射が遅いと、食べ物を受け入れる準備ができません。
5:×
刻んだ破片が落ちて、むせの原因になる可能性があります。
️【誤嚥予防に向かない食材】
・さらさらしたもの
・まとまりにくいもの
・はりつきやすいもの
・粘りが強いもの
・酸味の強いもの
・滑りが良いもの
・固いもの
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02
1.✖
液状でさらさらしたものは、勢いよく入ってしまうため、誤嚥しやすくなります。
2.〇
まとまりやすいものは、口の中でばらけることがないので、向いています。
3.〇
べたついて、まとわりつくものであると、いつまでも口の中に残ったり張り付いたりしますので、べたつかないものが適しています。
4.✖
つるっとした塊が、そのまま口に入ると危ないので、適していません。
5.✖
細かく刻まれたものは、口の中でばらけて危険なので、適していません。
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03
液状でさらさらしているものは、勢いよく喉を通過するため、むせや誤嚥の原因となります。
嚥下障害が見られる場合、とろみをつけるなどして提供します。
2:○
嚥下障害が見られる場合、まとまりやすいものを提供します。
3:○
嚥下障害が見られる場合、べたつかないものを提供します。
べたつくものは、飲み込みにくかったり喉に貼り付いたりするため、むせや誤嚥の原因となります。
4:×
つるっと滑りやすいものは、勢いよく喉を通過するため、むせや誤嚥の原因となります。
5:×
細かく刻まれているものは、まとまりにくく飲み込みにくいため、むせや誤嚥の原因となります。
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