管理栄養士の過去問
第30回
応用力問題 問193

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第30回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問193 (訂正依頼・報告はこちら)

K社員食堂の運営を受託する給食会社に勤務する管理栄養士である。経営状態の改善を目的に、この施設の経営管理を任されることになった。経営状態を把握し、収益性を予測するために損益分岐点分析を行った。この施設のA期からB期への売上高、固定費、変動費の変化を表に示す。

経営状態の改善を図るために考えた方策である。損益分岐点分析の結果に基づくものとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
問題文の画像
  • 食材料費の見直し
  • 消耗品の節約
  • 正社員の配置の見直し
  • パートタイマーの配置数の見直し

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1:×
変動費:食費の低減により、質も低下するようであれば、望ましい方法とは言えません。

2,4:×
変動費:節約や見直しが終わっていれば、低減の効果は小さいです。パートタイマーの人数を減らすのも低減効果がありますが、固定費となる正社員を減らすよりも効果は小さくなります。

3:○
固定費:変動費となるパートタイマーの人数を減らすよりも大きな効果が期待できます。

参考になった数5

02

正解は(3)です。

変動費率が不変であるのに、収益性が低下したということは、A期からB期にかけて、固定費が増加したことがわかります。

固定費の中で、最も大きな割合を占めるのは正社員の人件費です。

よって、

1.2.4 ✖
3 〇

となります。



参考になった数1

03

A期とB期では変動費率が不変であるため、固定費を削減することにより経営状態の改善が図れます。
固定費は生産量に影響されない費用、変動費は生産量により動く費用のことです。

1:×
食材料費の見直しは、変動費に関わります。

2:×
消耗品の節約は、変動費に関わります。

3:○
正社員の配置の見直しは、固定費に関わるため適切です。

4:×
パートタイマーの配置数の見直しは、変動費に関わります。

参考になった数1