管理栄養士の過去問
第31回
社会・環境と健康 問8
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問題
第31回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
歯科保健に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 健康日本21の最終評価では、歯の喪失防止に関する目標値を達成した。
- う歯を有する学童の割合は、減少傾向にある。
- 喫煙は、歯周病のリスク因子である。
- 歯周病予防として、フッ化物歯面塗布が行われている。
- 歯周疾患検診は、健康増進法に基づいて実施されている。
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この過去問の解説 (4件)
01
1:健康日本21の最終評価で目標値に達成したとされる項目は10項目あり、
その中に歯の喪失防止に関する内容の
「80歳で20歯以上・60歳で24歯以上の自分の歯を有する人の増加」があります。
2:う歯を有する学童の割合は確実に減少傾向にあります。
3:喫煙は歯周病を発症・増悪させる大きなリスク因子です。
誤り◎4:フッ化物はう歯予防のために塗布されます。
歯周病の予防には使われていません。
5:歯周疾患健診は健康増進法に基づき実施が促進されています。
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02
2. 正解です。う歯を有する学童の割合は、未だに50%を超えてはいますが、減少傾向にあります。
3. 正解です。喫煙は歯周病の最大のリスク因子です。
4. フッ化物歯面塗布は、う蝕予防として行われています。
5. 正解です。歯周疾患検診は、以前は老人保健法に基づいて実施されていましたが、平成20年4月からは健康増進法に基づいて実施されています。
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03
1.〇
健康日本21の最終評価で、歯の喪失防止に関する項目は、80歳で20歯以上、60歳で24歯以上の自分の歯を有する人の割合、過去1年間に定期的な歯石除去や歯面清掃を受けた人の割合、過去1年間に定期的な歯科検診を受けた人の割合は、いずれも目標値に達しました。
2.〇
う歯のない幼児の割合は、減少傾向にあり、改善されてきています。
3.〇
喫煙は、歯周病のリスク因子で、健康日本21では、喫煙が及ぼす健康影響(歯周病)について知っている人の割合は、改善がみられています。
4.×
歯周病予防としては、歯間部清掃用具を使用することや、喫煙防止などがあげられます。
またフッ化物配合歯面塗布は、幼児期のう蝕予防として行われています。
5.〇
歯周疾患検診は、健康増進法に基づき実施されています。他には母子保健法、学校保健安全法が関連しています。
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04
1.健康日本21の最終評価では、歯の喪失防止に関する目標値(80歳で20歯以上、60歳で24歯以上の自分の歯を有する者の割合の増加)を達成しました。
2.う歯を有する学童の割合は、目標に向け減少傾向であります。
3.喫煙は、歯周病のリスク因子です。ニコチンによる血行不良が関係しています。
4.虫歯予防として、フッ化物歯面塗布が行われています。
5.歯周疾患検診は、健康増進法に基づいて実施されています。他の健康増進法に基づく健康増進事業には、骨粗鬆症検診、肝炎ウイルス検診等があります。
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