管理栄養士の過去問
第31回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問34
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問題
第31回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
ホルモンとその分泌亢進によって生じる現象の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 成長ホルモン ------- 低血糖
- プロラクチン ------- 子宮収縮
- チロキシン ----------- LDLコレステロール上昇
- コルチゾール -------- 血圧上昇
- プロゲステロン ----- 排卵
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この過去問の解説 (3件)
01
2. プロラクチンは子宮内膜を肥厚させる作用があります。オキシトシンが子宮を収縮させます。
3. チロキシンは甲状腺から分泌されるホルモンであり、LDLコレステロール受容体を増加させます。そのため、LDLコレステロールは減少します。
4. 正解です。コルチゾールは副腎皮質から分泌されるホルモンで血圧上昇に関与します。
5. プロゲステロンは、排卵後に分泌が増加し、受精卵が着床しやすい環境をつくります。排卵前はエストロゲンの分泌が増加し子宮内膜を肥厚させます。
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02
1.×
成長ホルモン ------- 巨人症、末端肥大症
成長ホルモン(GH)は下垂体前葉から分泌され、成長促進作用やたんぱく質同化促進をします。
2.×
プロラクチン ------- 無月経
オキシトシン、エストロゲン -------子宮収縮
プロラクチン(PRL)は下垂体前葉から分泌され、乳腺の発育促進や乳汁の分泌の働きがあります。
3.×
チロキシン ----------- LDLコレステロール低下
チロキシンは甲状腺から分泌されるホルモンで、基礎代謝の亢進、心拍数や心拍出量の上昇、血清コレステロール値を低下させる働きがあります。
4.〇
コルチゾール -------- 血圧上昇
コルチゾールは糖質コルチコイドとも呼ばれ、副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンで、肝臓での糖新生を促進したり、抗炎症作用があります。
5.×
プロゲステロン ----- 排卵抑制
エストロゲン ------ 排卵
プロゲステロンは黄体ホルモンとも呼ばれ卵巣から分泌されるステロイドホルモンです。排卵抑制、子宮収縮抑制、妊娠の維持、基礎体温をあげるなどの作用があります。下垂体前葉から分泌される黄体形成ホルモン(LH)によってコントロールされています。
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03
1 . 成長ホルモンは、血圧の上昇、たんぱく質の合成
促進、発育・成長の促進の作用があります。
血糖値を低下させる作用があるのは、インスリン
のみです。
2 . プロラクチンは、乳汁の産生と分泌の促進、
プロゲステロンの分泌促進の作用があります。
子宮収縮の作用があるのは、オキシトシンです。
3 . チロキシンは、基礎代謝の亢進、成長促進の作用が
あります。
チロキシンはLDL受容体を増加させ、
LDLコレステロールの取り込みを促進させます。
4 . コルチゾールは、血圧上昇、血糖値上昇、
炎症反応抑制の作用があります。
5 . プロゲステロンは、排卵抑制の作用があります。
排卵促進の作用があるのは、エストロゲンです。
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