管理栄養士の過去問
第31回
栄養教育論 問111

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問題

第31回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問111 (訂正依頼・報告はこちら)

後期高齢者を対象に、低栄養予防を目的とした栄養教育を計画している。結果評価の指標である。正しいのはどれか。2つ選べ。
  • 食事改善への意欲
  • 生活満足度
  • 調理技術の習得度
  • ねらいとした食行動の達成度
  • BMI

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この過去問の解説 (3件)

01

評価には以下のようなものがあります。

企画評価:計画段階についての評価
経過評価:プログラムが計画通りに実行されているかの評価
影響評価:短期目標(行動目標)への評価
結果評価:最終的な目標達成の評価
経済評価:プログラムにかかった費用の評価
総合評価:総合的な評価

1. 影響評価の指標です。
2. 結果評価の指標です。
3. 影響評価の指標です。
4. 影響評価の指標です。
5. 結果評価の指標です。

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02

栄養養育の評価には、

企画評価:企画段階についての評価
経過評価:プログラムの運営、経過についての評価や、参加者の学習状況についての評価
影響評価:比較的短期間に起こる変化についての評価
結果評価:最終的な目標への達成度についての評価
形成的評価:企画から実施期間中に行われる、プログラムの開発や改善を目的とした評価
総括的評価:実施後に行われる、実施までのプロセスを踏まえたプログラムの効果についての評価
経済評価:プログラムの実施にかかった費用と得られた効果に対する評価
総合評価:上記の全てを踏まえた、プログラム全体の評価

があります。

1. 食事改善への意欲は、比較的短期間に起こる変化なので、影響評価です。

2. 正解です。生活満足度は、最終目標の達成度を評価しているので、結果評価です。

3. 調理技術の習得度は、参加者の学習状況についての評価にあたるので、経過評価です。

4. ねらいとした食行動の達成度は、経過評価あるいは影響評価にあたります。

5. 正解です。BMIはプログラム実施の結果であり、最終目標への達成度を評価しているので、結果評価です。

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03

ここでいう結果評価は、「低栄養予防」という目的そのものにつながる評価をいいます。

①食事改善という、行動変容に対する評価なので、影響評価です。

②生活満足度は、低栄養予防(目的)のための評価なので結果評価です。

③調理技術は、低栄養予防のための行動変容に対する評価なので、影響評価です。

④食行動の達成度なので、影響評価です。

⑤BMIは、低栄養を評価する指標となり得るので、結果評価です。

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