管理栄養士の過去問
第31回
臨床栄養学 問140

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問題

第31回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問140 (訂正依頼・報告はこちら)

食物アレルギーに関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • 卵白のアレルゲンには、オボムコイドがある。
  • 小麦のアレルゲンには、グルテンがある。
  • ピーナッツは、アナフィラキシーの原因となる。
  • 鶏肉のアレルゲン性は、加熱により低下する。
  • 牛乳アレルギーでは、ヨーグルトを代替食品とする。

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この過去問の解説 (3件)

01

1. 正解です。卵白のアレルゲンには他にもオボアルブミンやリゾチーム、オボトランスフェリンなどがありますが、オボムコイドが最もアレルゲン活性が強く、耐熱性を持っています。

2. 正解です。グルテンは小麦のアレルゲンとして知られています。

3. 正解です。食物の他にハチ毒や、薬などがアナフィラキシーの原因となります。

4. 正解です。鶏肉の主要なアレルゲンは、アルブミンです。アルブミンは熱によって変性するため、アレルゲン性は低下します。

5. ヨーグルトにも牛乳が使用されているので、代替食品にはなりません。豆乳やココナッツミルクが代替食品となります。

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02

1.卵白のアレルゲンには、オボアルブミンやオボムコイドがあります。

2.小麦のアレルゲンには、グリアジン、グルテン、アルブミン、グロブリンがあります。

3.ピーナッツは、アナフィラキシーの原因となります。

4.鶏肉のアレルゲン性は、加熱により低下します。

5.牛乳アレルギーでは、乳製品に含まれるカゼインが原因なので、同じ乳製品であるヨーグルトは代替食品にはなりません。

参考になった数2

03

1. 卵白のアレルゲンにはオボムコイド、オボアルブミン、オボトランスフェリン、リゾチームなどがあります。

2. 小麦のアレルゲンにはグルテンがあります。

3. ピーナッツはアナフィラキシーの原因となります。

4. 鶏肉は加熱すると低アレルゲン化します。

5.牛乳アレルギーの原因の多くはカゼインです。カゼインには耐熱性があり、分解されにくいため、牛乳アレルギーの患者はヨーグルトなどの加工食品にも注意が必要です。

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