管理栄養士の過去問
第31回
公衆栄養学 問146
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問題
第31回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問146 (訂正依頼・報告はこちら)
世界の栄養問題に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
- 世界の農業生産量は、減少している。
- 世界の栄養不足人口の割合は、増加している。
- 飢餓状態にある人口は、世界で約2億人と推計されている。
- 先進国と開発途上国ともに、低栄養と過栄養の問題がある。
- 地域間の栄養状態の比較に、5歳未満児死亡率が用いられる。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.世界の栄養不足人口の割合は、減少しています。
3.2015年の国連食糧農業機関(FAO)、国際農業開発基金(IFAD)および国連WFPの報告によると、飢餓状態にある人口は、世界で約7億9500万人と推計されています。
4.先進国と開発途上国ともに、低栄養と過栄養の問題があります。
5.地域間の栄養状態の比較に、5歳未満児死亡率が用いられます。
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02
2. 世界の栄養不足人口の割合は減少しています。
3. 飢餓状態にある人は、世界で7億9,500万人(9人に1人)です。地域別の飢餓人口の人数は、アジアが最大です。
4. 先進国と開発途上国共に、低栄養と過栄養の問題があります。
5. 地域間の栄養状態の比較には、5歳未満児死亡率が用いられます。
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03
2. 「世界の食料不安と現状2014年報告」によると、世界の飢餓人口は過去10年間で1億人以上、1990〜1992年以降では2億人以上減少しています。
3. 国連世界食糧計画(WFP)の報告によると、飢餓状態にある人口は、世界で7億9500万人と推計されています。
4. 正解です。先進国、開発途上国ともに、低栄養と過栄養の問題があります。
5. 正解です。国連児童基金(UNICEF)は、5歳未満の子供の死因の約5割が、栄養失調に関連していることを報告しており、地域間の栄養状態の比較に用いられています。
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