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管理栄養士の過去問 第31回 公衆栄養学 問152

問題

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食育基本法施行から約10年を経過した現在における食をめぐる状況である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
食育に関心を持っている国民の割合は、90%以上である。
   2 .
朝食や夕食を家族と一緒に食べる共食の回数は、減少している。
   3 .
全国の公立学校の栄養教諭の配置数は、1,000人程度にとどまっている。
   4 .
保育所保育指針の中には、食育が盛り込まれている。
   5 .
食育推進計画を作成している市町村の割合は、約40%である。
( 第31回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問152 )
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この過去問の解説 (3件)

7
この問題の「現在」は平成27年度に該当します。

1.× 食育に関心を持っている国民の割合は、75.0%であり、90.0%以上は目標値になります。

2.× 朝食や夕食を家族と一緒に食べる共食の回数は増加しています。
食育基本法 作成時9回/週 → 現在値9.7回/週

3.× 全国の公立学校の栄養教諭の配置数は、平成27年時点で5356人となっています。

4.〇 問題文の通りです。保育所保育指針に盛り込まれている食育は、健康な生活の基本となる「食を営む力」の育成に向けてその基礎を培うことを目標にしています。

5.× 食育推進基本計画を作成している市町村の割合は、増加しています。
食育基本法 作成時40% → 現在値76.7%

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2
食育基本法は、「国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむ」ことを目的として、2005年6月に制定されました。
この法律に基づき、食育推進基本計画(2006年度から2010年度まで)、第二次食育推進基本計画(2011年度から2015年度まで)を作成しました。
本問題は、食育基本法施行から約10年後を問われているので、第二次食育推進基本計画終了後の食をめぐる状況を答えればよいということになります。

1. 食育に関心を持っている国民の割合は、75.0%です。90%以上が目標値です。

2. 共食の回数は、計画作成時は週9回、計画終了後は週9.7回なので、増加しています。しかし、目標値の週10回以上には達していません。

3. 第二次食育推進基本計画終了時(2015年度)の全国の公立学校における栄養教諭の配置数は5356人です。

4. 正解です。保育所保育指針の中に、食育が盛り込まれています。

5. 食育推進計画を作成している市町村の割合は、第二次食育推進基本計画作成時は40%でしたが、終了時は76.7%でした。

0
2005年(平成17年)に制定された食育基本法の10年後なので、2015年(平成27年)における現状です。

1:食育に関心を持っている国民の割合は75%です。「第三次食育推進基本計画」で平成32年までの目標として90%という数値が設定されています。

2:共食の回数は、平成23年度の調査で「週10回」→現状「週9.7回」とわずかながら減少傾向にあります。

3:全国の公立学校の栄養教諭の配置数は5356人となっています。平成19年度では約1000人でしたが、そこから毎年数百人ずつ増加しています。

正解4:保育所における食育は「食を営む力」の育成に向けてその基礎を培うことを目標としています。
おおまかには
・子供が食事を楽しみあう
・乳幼児期にふさわしい食育を保育の計画に位置付ける
・食材や調理する人への感謝の気持ちが育つよう配慮する
・アレルギーや体調など子供一人ひとりに適切な対応をする
といった内容が定められています。

5:第二次基本計画策定時には40%でしたが、右肩上がりに増加しており、正解は76.7%です。平成32年までの目標は100%とされています。

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