管理栄養士の過去問
第31回
公衆栄養学 問157

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問題

第31回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問157 (訂正依頼・報告はこちら)

図はA保健所管内の地図である。B市の南部には鉄道の駅があり、また、市全域の路線バス網も発達している。駅周辺地域は商業地であり、保健所管内全体の中心的な地区となっている。一方、C村は少子高齢化が進む過疎地域である。A保健所が中心となり、C村住民の食環境整備プログラムを検討することになった。保健所が最初に取り組むべきことである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
問題文の画像
  • B市の食品流通事業者にC村への出張販売を依頼する。
  • C村への大型ショッピングセンターの誘致を検討する。
  • C村住民の食物入手行動を調査する。
  • B市とC村の合併を提案する。

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この過去問の解説 (3件)

01

食環境を整備するためにはまず対象のC村の食環境の状況を把握し、何から取り組めば良いか計画を立てて実行することが重要になります。

1:流通の部分にどういった課題があるのかをまず調査してから取り組む必要があるので、最初に行う事ではありません。

2:時間がかかる上に実現の難しさもあり、C村にとって必要かどうかの調査なしに行うことはありません。

正解3:まずは住民がどのように食物を入手しているか調べることが不可欠です。

4:合併によりすぐに食環境が整うとは限らず、簡単に実現できることではありません。
最初に取り組むべきことではありません。

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02

C村住民の食環境整備プログラムを行うためには、まずC村の食環境を把握する必要があります。

1.の出張販売、2.のショッピングセンター誘致、4.の合併提案は、食環境を把握した上で提案する内容です。

よって正解は3.となります。

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03

C村の食環境整備プログラムを行うにあたって、保健所は、まず最初にC村の食環境の実態を把握・分析する必要があります。

1.2.4.× どれも最初に取り組むべきことではありません。実態の把握・分析した後に、プログラムの計画を立ててから実行します。

3.〇 問題文の通りです。
食物入手行動を調査することで、住民の栄養状態や食事摂取頻度などを把握・分析することができます。

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