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管理栄養士の過去問 第32回 社会・環境と健康 問7

問題

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身体活動・運動に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
健康づくりのための身体活動基準2013では、小児の身体活動の基準値が示されている。
   2 .
3メッツ以上の身体活動でなければ、健康に対する効果は得られない。
   3 .
身体活動・運動は、結腸がんのリスクを低減する。
   4 .
身体活動・運動は、骨格筋のインスリン抵抗性を高める。
   5 .
身体活動・運動は、HDLコレステロール値を低下させる。
( 第32回 管理栄養士国家試験 社会・環境と健康 問7 )
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この過去問の解説 (3件)

11
正解は(3)。
(1)は誤り。
健康づくりのための身体活動基準2013において、身体活動の基準が示されているのは、18歳以上です。
18歳未満については、示されていません。

(2)誤り。
3メッツ未満の身体活動でも健康に対する効果は期待できます。

(3)正しい。
身体活動が高い人ほど結腸がん、肝がん、胃がんなどのリスクが低下するとしています。

(4)誤り。
骨格筋のインスリン抵抗性を「低下」もしくは「改善」させる。といった表現が正しいです。

「高める」のはインスリン【感受性】の方です。

(5)誤り。
HDL-コレステロール値は「上昇」します。
低下するのは、LDL-コレステロール値の方です。

付箋メモを残すことが出来ます。
4
正解 3
 身体活動は、大腸がん、結腸がんのリスクを低減させますが、直腸がんについては、証拠が不十分です。

1.誤り。
「小児」ではなく「18~64歳」の身体活動基準が示されています。

2.誤り。
メッツとは、身体活動の強さ(運動強度)を表す単位で、身体活動におけるエネルギー消費量を座位安静時代謝量で除したものです。3メッツの運動は普通歩行などありますが、単純に3メッツ以上だから健康効果が得られるわけではありません。

4.誤り。
インスリン抵抗性を「低下」させます。

5.誤り。
HDL-コレステロール値は「上昇」します。そして、中性脂肪値は「低下」します。

4
正解は3です。

1.「健康づくりのための運動基準2006」を改定したものが「健康づくりのための身体活動基準2013」です。この中で示されているのは、18~64歳の身体活動の基準値です。

2.「3メッツ以上の強度の身体活動」とは、歩行またそれと同等以上の身体活動のことです。
「3メッツ以上の強度の運動」とは、息が弾み汗をかく程度の運動のことです。
3メッツ以上の身体活動がなくても、健康に対する効果は認められています。
特に65歳以上の高齢者は3メッツ以上の身体活動は身体へ負担がかかります。無理にメッツ強度の高い運動をするよりも強度に関係なく続けることの方が大切です。

3.身体活動・運動は、結腸がんの他糖尿病、認知症などのリスク低減も明記されています。

4.身体活動・運動は、骨格筋のインスリン抵抗性を改善します。

5.身体活動・運動は、HDL-コレステロール値が上昇し、中性脂肪値を低下させます。

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