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管理栄養士の過去問 第32回 食べ物と健康 問55

問題

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食品衛生行政に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
食品のリスク評価は、農林水産省が行う。
   2 .
食品のリスク管理は、食品安全委員会が行う。
   3 .
食品添加物のADI( 1日摂取許容量 )は、厚生労働省が設定する。
   4 .
指定添加物は、消費者庁長官が指定する。
   5 .
食品中の農薬の残留基準は、厚生労働大臣が設定する。
( 第32回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問55 )
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この過去問の解説 (4件)

20
(1)×
食品のリスク評価は、食品安全委員会が行っています。
(2)×
食品のリスク管理は農林水産省、厚生労働省は行っています。
(3)×
食品添加物のADI(1日の摂取許容量)は食品安全委員会が設定しています。
(4)×
指定添加物の指定は厚生労働省が行っています。
(5)〇

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7

正解は5

食品の安全を守るための行政の仕組みとして「リスク分析」があり、「リスク評価」「リスク管理」「リスクコミュニケーション」の3要素から成っています。食品を摂取した際の健康への影響を評価することを「リスク評価」と呼び、食品安全委員会が実施しています。

リスク管理は厚生労働省と農林水産省が担当しています。厚生労働省では食品衛生に関する「リスク管理」が行われています。添加物・農薬の使用基準の策定や加工食品の安全確保に関わる業務は厚生労働省が管轄部門となります。農林水産省では農林水産物に関するリスク管理が行われています。

1:× 食品の「リスク評価(食品健康影響評価)」は食品安全委員会が行います。

2:× 食品の「リスク管理」は厚生労働省、農林水産省が行います。

3:× 食品添加物のADI( 1日摂取許容量 )は、食品安全委員会が設定します。

4:× 指定添加物の指定は厚生労働省が行います。

5:◯ 農薬の残留基準は厚生労働省で設定されています。農薬の使用についてはポジティブリスト制度が導入されており、厚生労働大臣が指定した農薬以外の使用は認められていません。

3

正答は(5)。

解説

(1) リスク評価とは、リスクとその大きさ、許容可能な範囲かどうかを決定するためにリスク分析の結果を基にして基準と比較することです。

食品のリスク評価は食品安全委員会が行います。

(2) リスク管理とは、考えられるリスクが起こらないように、その原因を洗い出し防止策を作り行うことです。

食品のリスク管理は厚生労働省、農林水産省、消費者庁、地方公共団体が担っています。

(3) 食品添加物のADIは食品安全委員が設定しています。

(4) 食品添加物は、指定添加物、既存添加物、天然香料、一般商品添加物があり、これは厚生労働省が指定しています。

(5) 食品中の農薬の残留基準は、厚生労働省が設定しています。

厚生労働省では、食品中に残留する農薬が人体に影響を与えないように、農薬や飼料添加物、動物用医薬品について残留基準を設定しています。

3
1.食品のリスク評価は、食品安全委員会が行っています。

2.食品のリスク管理は農林水産省、厚生労働省が行っています。

3.食品添加物の(1日の摂取許容量)は食品安全委員会が設定しています。

4.指定添加物は厚生労働省が指定しています。

5.正解。食品中の農薬の残留基準は厚生労働大臣が設定しています。

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