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管理栄養士の過去問 第32回 応用栄養学 問85

問題

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静的栄養アセスメントの指標である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
血清トランスサイレチン値
   2 .
血清トランスフェリン値
   3 .
血清総コレステロール値
   4 .
血清レチノール結合たんぱく質値
   5 .
フィッシャー比
( 第32回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問85 )
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この過去問の解説 (3件)

12

(1)×

血清トランスサイレチンは半減期が約3日です。

よって動的栄養アセスメントです。

(2)×

血清トランスフェリンは半減期が約1週間です。

よって動的栄養アセスメントです。

(3)〇

静的栄養アセスメントとは、ある程度長い期間、あまり変化のない評価のことです。

(4)×

血清レチノール結合たんぱく質は半減期が約12〜16時間です。

よって動的栄養アセスメントです。

(5)×

フィッシャー比は動的栄養アセスメントです。

付箋メモを残すことが出来ます。
5
答えは(3)

静的アセスメントは、身体計測や血清アルブミンなど代謝回転の遅い臨床検査項目の測定により、ある時点での栄養状態を評価する方法です。
動的アセスメントは、短期間で変化する指標による治療効果の評価法で、モニタリングに使われます。

(1)✖ 血清トランスサイレチンの半減期は3~4日で、動的アセスメントの指標です。

(2)✖ 血清トランスフェリンの半減期は約10日で、こちらも動的アセスメントの指標です。

(3)〇 食事由来のコレステロールは、直接血清総コレステロール値には反映されないので、静的アセスメント指標として用いることができます。

(4)✖ 血清レチノール結合たんぱく質の半減期は12~16時間で、動的アセスメントの指標です。

(5)✖ フィッシャー比は血中の芳香族アミノ酸のモル数に対する分岐鎖アミノ酸のモル数で、肝硬変への治療効果の確認の動的アセスメント指標として用いられます。

3
正答は(3)。

解説
(1) 動的栄養アセスメントの指標です。
半減期が約2日と短く、短期間の栄養状態の評価に用います。

(2) 動的栄養アセスメントの指標です。
半減期は約10日ほどです。

(3) 静的栄養アセスメントの指標です。
長期間の栄養状態の評価に用いられます。

(4) 動的栄養アセスメントの指標です。
半減期は12時間ととても短いです。

(5) フィッシャー比とは、分岐鎖アミノ酸と芳香族アミノ酸のモル比のことです。
肝機能の低下で値が低下します。

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