管理栄養士の過去問
第32回
栄養教育論 問105
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第32回 管理栄養士国家試験 栄養教育論 問105 (訂正依頼・報告はこちら)
食事を食べる速さがとても速いと話す、営業職の男性肥満者に対する栄養カウンセリングである。管理栄養士が行動分析を行う際の質問である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 速く食べる時は、どのような時ですか。
- どんな食べ物が、好きですか。
- 人と一緒に食べる時にも、速いですか。
- ゆっくり食べる時も、ありますか。
- ゆっくり食べた時は、どんな気持ちですか。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
本人が「食べるのが早い」と言っているので、
『どのような時に早くなってしまうのか』を聞きだせるような質問をします。
(1)(3)(4)(5)は、
はやく食べてしまう時、ゆっくり食べられる時はどんな状況なのかを確認する質問です。
これにより、対象者の行動を引き起こす「強化子」(行動を強化する刺激のこと)の確認が行えます。
(2)は、
嗜好を聞く質問であり、「食べるのが早い」という行動の原因を探るための質問としては不適切です。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
02
1.(正)速く食べる時の行動を聞くことで、対象者が今後、どのようにすればゆっくり食べることができるかを提案することができます。
2.(誤)食べ物の嗜好を聞いても、行動分析とは直接関係ありません。ただし、早食いしやすい麺類や丼物などのメニューが好きな人は注意が必要になります。
3.(正)一人の時は速くても、だれかと食事する時はペースがゆっくりになる可能性があるためこの質問は適切です。
4.(正)どのような時ににゆっくり食事するのかを知ることは行動分析の要因を探る上で有効な質問です。
5.(正)今後どのようにアプローチをすれば行動変容を促すことができるかを知る上で、対象者の行動と感情の関係についての質問は重要です。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
03
1、3、4、5:問題行動の行動分析を行う際の質問として適切であるといえます。
この質問により、「強化子」(行動を強化する刺激のこと)を確認することができます。
2:クライアントの嗜好を確認するための質問であり、行動分析を行う際の質問としては不適切です。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問104)へ
第32回問題一覧
次の問題(問106)へ