管理栄養士の過去問
第32回
臨床栄養学 問117
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問題
第32回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問117 (訂正依頼・報告はこちら)
骨格筋量のアセスメント指標である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 肩甲骨下部皮下脂肪厚
- 血中ヒスチジン値
- 血清CRP( C反応性たんぱく質 )値
- 尿中アルブミン排泄量
- クレアチニン身長係数
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この過去問の解説 (3件)
01
1.(誤)肩甲骨下部皮下脂肪厚の測定⇒体脂肪量
2.(誤)血中ヒスチジン値⇒遺伝性疾患の指標
筋タンパク異化の程度を反映する指標として、尿中3-メチルヒスチジンがあります。
3.(誤)血清CRP値⇒炎症の指標
4.(誤)尿中アルブミン濃度⇒腎機能の指標
5.(正)クレアチニン身長係数⇒骨格筋量を反映する指標
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02
1.(誤)肩甲骨下部皮下脂肪厚は『体脂肪量』のアセスメントに使われます。
2.(誤)尿中-3メチルヒスチジン排泄量が骨格筋タンパク質の異化の程度を示す指標になります。低栄養などによって骨格筋の異化が増えると、低値となります。
3.(誤)血清CRP値は、炎症を示します。
4.(誤)尿中アルブミン排泄量は、腎機能の低下を示します。
5.(正)クレアチニン身長係数とは骨格筋の代謝産物の割合を示したものです。低栄養などにより骨格筋量が少なくなと、比例して値が小さくなるので、全身の骨格筋量のアセスメントに使われます。
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03
1:肩甲骨下部皮下脂肪厚は体脂肪の測定に用いられます。
2:尿検査において尿中-3メチルヒスチジン排泄量が骨格筋タンパク質の異化の程度を示す指標になります。
3:血中CRP値は炎症を示す指標です。
4:尿中アルブミン値は腎機能の指標です。
5:正解です。
クレアチニン身長係数は骨格筋の消耗や低栄養状態を表す指標です。
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