管理栄養士 過去問
第32回
問140 (臨床栄養学 問141)
問題文
ガラクトース血症( Ⅰ型 )で除去すべき食品成分である。正しいのはどれか。1つ選べ。
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問題
管理栄養士国家試験 第32回 問140(臨床栄養学 問141) (訂正依頼・報告はこちら)
ガラクトース血症( Ⅰ型 )で除去すべき食品成分である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- グルコース
- フルクトース
- スクロース
- マルトース
- ラクトース
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この過去問の解説 (3件)
01
ガラクトース血症とはガラクトースがグルコースに転化される過程が障害されることにより、ガラクトースやガラクトース1リン酸が体内に蓄積する遺伝性の疾患です。
治療の中心となるのが食事療法です。
乳糖除去食とし、新生児期・乳児期では乳糖除去乳や豆乳に切り替えます。
したがって、5:ラクトース(乳糖)が正解となります。
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02
ガラクトース血症とは、先天的にガラクトースを体内で代謝する酵素がないため、血液や尿中のガラクトース濃度が異常に高くなる遺伝病のひとつです。
乳児期に診断がついたらただちに乳糖やガラクトースを除いたミルクに切り替える必要があります。
5.(正)ラクトース(乳糖)は体内でグルコースとガラクトースに分解されます。ガラクトース血症ではその後のガラクトースを分解することができません。
よってガラクトース血症の患者に対しては、ラクトース(乳糖)の摂取は禁忌となります。
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03
ガラクトース血症とは、ガラクトースの代謝異常により、血液や尿中のガラクトース濃度が異常に高くなる遺伝病のひとつです。
乳児期に診断がついたらただちに乳糖やガラクトースを除いたミルクに切り替える必要があります。
1.(誤)グルコースは単糖類のひとつであるため制限の必要はありません。
2.(誤)フルクトースは単糖類のひとつであるため制限の必要はありません。
3.(誤)スクロースはグルコースとフルクトースからなる二糖類であるため制限の必要はありません。
4.(誤)マルトースはグルコース2分子からなる二糖類であるため制限の必要はありません。
5.(正)ラクトースは乳糖であるため制限が必要になります。
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