管理栄養士の過去問
第32回
公衆栄養学 問158

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問題

第32回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問158 (訂正依頼・報告はこちら)

地域における行政栄養士による健康づくり及び栄養・食生活の改善の基本指針に基づいて、市町村( 保健所設置市及び特別区を除く )の行政栄養士が取り組む具体的な内容である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • 低出生体重児減少に対する取組
  • 高齢者の低栄養状況の把握
  • 食育推進ネットワークの構築
  • 健康危機管理への対応
  • 特定給食施設における栄養管理状況の把握

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この過去問の解説 (3件)

01

答えは(5)

(1)〇 「健やか親子21」に沿った目標設定を行い、母子手帳交付時の栄養指導など低出生体重児減少に対する取り組みや、乳幼児・児童生徒への支援を行います。

(2)〇 高齢者の低栄養状況の把握し、計画を立てて必要な取り組みを行います。

(3)〇 関係部局、関係機関、ソーシャルキャピタルを巻き込んだ、幅広い食育推進ネットワークを構築します。

(4)〇 健康危機管理への対応として、都道府県や関係部局と調整を行い、市町村の地域防災計画に、栄養・食事支援の具体的な内容を位置づけます。

(5)✖ 特定給食施設における栄養管理状況の把握や評価に基づく指導や支援は、都道府県や保健所設置市及び特別区の行政栄養士の役割です。

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02

正解は「5」

1.(正)妊娠前の母親のやせや低栄養など予防可能な要因について、他職種と連携し、その改善に向けた取組みを行っています。

2.(正)低栄養傾向や低栄養の高齢者の実態の把握などをおこない、改善に向けての取組みを行っています。

3.(正)飲食店におけるヘルシーメニュー提供や、効果的な栄養表示の普及などについての取り組みを行っています。

4.(正)災害や食中毒などに対する、未然防止や発生時の対策などについての取り組みを行っています。

5.(誤)特定給食施設における栄養管理状況の把握は、厚生労働省によって行われます。その後、施設の設置者に対する改善のための指導や助言は、都道府県知事によって行われます。

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03

正答は(5)。

市町村の行政栄養士は住民のニーズに合わせた健康づくりを進めます。
母子保健や老人保健の拠点となります。

(1) 母子保健に感するため○。

(2) 老人保健に関するため○。

(3) 食育の推進は全世代に関わる事項のため○。

(4) 健康づくりを進めるため健康危機管理への対応は含まれます。

(5) 特定給食施設における栄養管理状況の把握は厚労省により行われます。×。

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