管理栄養士の過去問
第32回
給食経営管理論 問179

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問題

第32回 管理栄養士国家試験 給食経営管理論 問179 (訂正依頼・報告はこちら)

給食施設において、災害時のために購入する備蓄食品である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • 常温保存可能な食品
  • 1食分ずつの個別包装食品
  • 2年以上の保存期間の食品
  • 加熱不要の食品
  • 下処理不要のカット生野菜

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「5」

1.(正)常温保存可能な食品は、電気が止まり、冷蔵庫が使用できなくなった時でも、保存しておくことができるので、備蓄食品として適しています。

2.(正)1食分ずつの個別包装食品は、必要な時に必要な分だけ開封し、提供することができるので、備蓄食品に適しています。

3.(正)保存期間の長い食品は、備蓄食品として適しています。ただし、定期的に保存期間の確認を行うことは必要です。

4.(正)加熱不要の食品は、ガスや電気が止まった状態でも食べることができるため、備蓄食品に適しています。

5.(誤)生物は劣化がはやく、開封後も傷みやすいため
備蓄食品に適していません。

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02

正答は(5)

1.(正)
災害時は、ライフラインがストップし冷凍冷蔵庫等が使用できなくなる場合があるので、常温保存可能な食品は備蓄食品として購入すべき食品です。

2.(正)
災害時は、平常時と同様の調理作業ができなくなる場合があるので、提供することが容易な1食分ずつの個別包装食品は備蓄食品として購入すべき食品です。

3.(正)
災害発生の予測は困難である為、それに備えた2年以上の保存期間の食品は備蓄食品として購入すべき食品です。

4.(正)
災害時は、ライフラインがストップし加熱に必要な機器が使用できなくなる場合があるので、加熱不要の食品は備蓄食品として購入すべき食品です。

5.(誤)
災害発生直後であれば、有効に利用できる場合もあると思われますが、災害時の対応が長期に及ぶようであれば、生野菜は劣化が早いた為、備蓄食品として扱うことは出来ません。

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03

正答は(5)。

(1) 常温保存可能な食品は、電気が止まり冷蔵庫が使えない状態でも保存できるので備蓄食品として適しています。

(2) 1食分ずつの個別包装食品は、必要な時に必要な分だけ食べれてロスが少ないため備蓄食品に適しています。

(3) 保存期間の長い食品は備蓄食品として適しています。

(4) 加熱不要の食品は、ガスが止まった状態でも加熱せずに食べることができるため、備蓄食品に適しています。

(5) 下処理不要のカット生野菜は、下処理がいらないため一見良いように感じますが、生物は劣化が早く傷みやすいため備蓄食品には適していません。

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