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管理栄養士の過去問 第32回 応用力問題 問185

問題

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K総合病院に勤務する管理栄養士である。患者は、58歳、男性。酒販店を自営している。慢性腎臓病( CKD )で近所のクリニックに通院して生活指導を受けていたが、本人は積極的に取り組んでいなかった。この度、腎機能が悪化した( ステージ4 )ため当院に紹介された。
医師より、エネルギー2,000kcal、たんぱく質40g、カリウム1,500mg以下、食塩6g未満の栄養食事指導の依頼があった。本人と妻に日常の食事計画について説明を行い、患者と相談の結果、低たんぱく質ごはんを使用し、主菜の食材でたんぱく質摂取量が約30gとなるように計画することにした。

指導が終わって、患者は「これなら簡単です。頑張ります。」と言って席を立った。しかし妻から、「本当は配達時にコンビニで、から揚げなどしっかり買い食いしています。私は知らないと思っているでしょうけど。」と耳元でささやかれた。その後の患者への声かけである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
今日説明した肉と魚の量を守って、外で買い食いをしないでくださいね。
   2 .
外で食べられたものも、忘れずに奥様に報告してくださいね。
   3 .
コンビニで買っておられるから揚げは、たんぱく質が多いですよ。
   4 .
今日説明したことを守ると体調が良くなるでしょうから、頑張ってくださいね。
( 第32回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問185 )
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この過去問の解説 (3件)

7
正答は(4)

1.(誤)
患者本人からの報告以外の内容から判断し、行動を制限するような発言は控えるべきであると思われます。

2.(誤)
患者本人からの報告以外の内容から判断し、行動を制限するような発言は控えるべきであると思われます。
また、食事療法を効果的に行うには、家族の協力も大いに必要であるが、本人の行動変容が最も大切であるので、本人が自己管理できるような言葉をかけるべきであると思われます。

3.(誤)
患者本人からの報告以外の内容から判断した、言葉をかけるべきではないと思われます。
加えて、この場合不信感を抱かれる可能性も考えられます。

4.(正)
患者のやる気を後押しする、適切な声かけであると思われます。

付箋メモを残すことが出来ます。
3
正解は「4」

例え、患者がのぞましくない行動をしていても、
真っ向から否定したり、疑うような言葉をかけることは、望ましくありません。
あくまでも、患者本人のやる気や、自己効力感に働きかけることが大切です。

よって4が、最も適切と言えます。



1
正答は(4)。

今回においては「これなら簡単です。頑張ります。」と言葉を残していることから、自己効力感が高まっていると考えられます。
そのため、否定的な言葉や患者に対し疑っているような言葉をかけることは適切でないと考えられます。

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