管理栄養士の過去問
第32回
応用力問題 問188
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問題
第32回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問188 (訂正依頼・報告はこちら)
K事業所に勤務する管理栄養士である。特定健康診査の結果により、Aさんに特定保健指導を始めることとなった。48歳、女性。BMI26.0kg/m2、腹囲87.0cm、血圧126/80mmHg。空腹時血液検査値は、血糖120mg/dL、トリグリセリド160mg/dL、尿酸6.9mg/dL。服薬なし。喫煙習慣あり。缶ビール1本( 350ml )を毎日飲んでいる。保健指導レベルは、積極的支援レベルとなった。
Aさんの支援を続けた結果、6か月後には、BMIが25.0kg/m2、腹囲85.0cmに改善した。血圧120/80mmHg、空腹時血糖108mg/dL。喫煙・飲酒習慣は変化なし。Aさんに対する6か月後の指導内容である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
Aさんの支援を続けた結果、6か月後には、BMIが25.0kg/m2、腹囲85.0cmに改善した。血圧120/80mmHg、空腹時血糖108mg/dL。喫煙・飲酒習慣は変化なし。Aさんに対する6か月後の指導内容である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- 現在の生活習慣の継続を勧める。
- 禁酒を勧める。
- 禁煙を勧める。
- 医療機関への受診を勧める。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.(誤)現在の生活習慣によって、改善がみられたので、さらに効果を高めるためにも、生活習慣の見直しを行うことが、求められます
2.(誤)女性の一日のアルコールの適量は、エタノール換算で20g/日です。これはビールで換算すると500mlとなります。現在は適量以下の量となっているので、すぐの改善は必要ないと考えられます。
3.(正)喫煙は、がんをはじめとする様々な疾病原因となるので、禁煙は重要な改善点の一つとなります。
4.(誤)現時点で、重篤な疾病は発生していないので、医療機関への受診は必要ありません。
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02
(1) 改善が必要な部分はまだあるため、さらなる生活習慣の改善が必要であると考えられます。
(2) 現段階で禁酒は必要ありませんが、適量を守った飲酒を勧めます。
(3) 喫煙は様々な疾患の原因となるため、禁煙を勧めます。
(4) 現段階で医療機関の受診は必要ありません。
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03
1.(誤)
健康状態は改善傾向ですが、生活習慣に改善の余地がまだある為、最適ではないと思われます。
2.(誤)
毎日飲酒をしているところは気にはなる部分であると考えられますが、一回の摂取量がそれほど多くはない為、最優先で改善する必要はないと思われます。
3.(正)
現在の生活習慣の中では、最優先で改善するべき項目であると考えられます。
4.(誤)
生活習慣に改善の余地はあるが、健康状態は改善傾向である為、病院受診の必要はないと思われます。
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