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管理栄養士の過去問 第32回 応用力問題 問196

問題

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K県の健康増進課に勤める管理栄養士である。K県の健康増進プランの担当をしている。K県は全国の中で、脳血管疾患のSMR( 標準化死亡比 )が高く、高血圧の有病率が高い。食塩摂取量も全国平均より多く、その供給源は、1位調味料、2位魚介加工品、3位パンである。これらの課題解決に向けて、地域住民組織、地元企業、自治会などで構成される対策委員会が組織されている。表は、K県北部地域の人口と脳血管疾患SMRである。

県全体の脳血管疾患死亡率低下を目標に対策を進めることになった。課題の重要性と県全体への影響を考慮して重点支援地域を決めた。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
問題文の画像
   1 .
地域1
   2 .
地域2
   3 .
地域3
   4 .
地域4
( 第32回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問196 )
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この過去問の解説 (3件)

13
正解は「2」

各地域ごとのSMRの死亡比率を計算すると
「地域1」
105/210,000=0.0005
「地域2」
120/200,000=0.0006
「地域3」
130/50,000=0.0026
「地域4」
150/10,000=0.015
となります。

これらの数値を
課題の重要性と県全体への影響を考慮して考えると、地域3と地域4は人口に対するSMRの死亡比率が高く、課題の重要性は高いと言えます。しかし、人口が少ないため県全体への影響は低いと考えられます。

地域1と地域2は、地域3、地域4と比べると、人口に対するSMRの死亡比率が低いですが、人口が多いため県全体への影響は高いと考えられます。

県全体の脳血管疾患死亡率低下という目標から考えると、人口が多く、死亡比率も高い地域に対策を行うのが効果的です。

よって最も適切なのは『地域2』と考えられます。

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1
正答は(2)

課題の重要性と県全体への影響を考慮した、重点支援地域として最も適切な地域は、脳血管疾患のSMR( 標準化死亡比 )が高く、かつ人口の多い地域であると思われます。

1.(誤)
地域1は人口が多く、県全体への影響が大きいが、SMR( 標準化死亡比 )が、地域2に比べ低いため、適してはいるが最適ではないと思われます。

2.(正)
地域2は人口が多く、県全体への影響が大きく、かつSMR( 標準化死亡比 )も地域1に比べ高いため、最適であるといえます。

3.(誤)
地域3はSMR( 標準化死亡比 )が、地域1、地域2に比べて高いが、人口が少なく県全体への影響が大きくはないと考えられるため、最適ではないと思われます。

4.(誤)
地域4はSMR( 標準化死亡比 )が、地域1、地域2に比べて高いが、人口が少なく県全体への影響が大きくはないと考えられるため、最適ではないと思われます。

1
正答は(2)。

「課題の重要性と県全体への影響を考慮して重点支援地域を決めた」とあるため、人口の近い1と2を比較したとき、1の方が人口は多いがSMRは2の方が高いことがわかります。

3や4はSMRは高いが人口が少ないため、県全体への影響は低いと考えられます。

これらのことから、重要性が高く影響も大きいのは2と考えられます。

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