管理栄養士の過去問
第33回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問21

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問題

第33回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

生体エネルギーと代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 褐色脂肪細胞には、脱共役たんぱく質(UCP)が存在する。
  • 電子伝達系は、ミトコンドリアの外膜にある。
  • 嫌気的解糖では、1分子のグルコースから3分子のATPを生じる。
  • AMPは、高エネルギーリン酸化合物である。
  • 脂肪酸は、コリ回路によりグルコースとなる。

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この過去問の解説 (3件)

01

1(○)ミトコンドリアに多く含まれます。

2(×)ミトコンドリアの内膜にあります。

3(×)嫌気系解糖では、1つのグルコースから、2分子のピルビン酸と2分子のATPができます。

4(×)AMPではなく、ATPです。

5(×)脂肪酸はTCA回路です。乳酸はコリ回路でグルコースができます。

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02

1.〇
脱共役たんぱく質は、褐色脂肪細胞であるミトコンドリアに多く含まれています。

2.✕
電子伝達系は、ミトコンドリアの内膜にあります。

3.✕
嫌気的解糖では、1分子のグルコースから2分子のATPを生じます。

4.✕
ADPおよびATPは、高エネルギーリン酸化合物です。

5.✕
乳酸は、コリ回路によりグルコースとなります。

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03

1.○ 体温維持のために熱を生み出します。

2.× 外膜ではなく、内膜です。

3.× 一分子のグルコースからできるのは、ピルビン酸2分子とATP2分子です。

4.× AMPではなく、ATPです。AMPはアデノシン一リン酸の有機化合物です。

5.× 脂肪酸はTCAサイクル(クエン酸回路)です。乳酸はコリ回路によりグルコースとなります。

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