管理栄養士の過去問
第33回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問36
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問題
第33回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問36 (訂正依頼・報告はこちら)
神経疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 脚気では、末梢神経の障害がみられる。
- 葉酸欠乏症では、脊髄の変性がみられる。
- レビー小体型認知症の原因は、脳血管障害である。
- アルツハイマー型認知症では、パーキンソン病様症状がみられる。
- パーキンソン病では、錐体路の機能障害がみられる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1(○)脚気は末端神経障害を引き起こすビタミンB1の欠乏症です。
2(×)葉酸欠乏症には、巨赤芽球貧血や、神経管閉鎖障害(二分脊椎)などがあります。
3(×)レビー小体型認知症の原因はレビー小体というたんばく質の大脳皮質への蓄積です。脳血管性認知症は脳血管障害が原因とされています。
4(×)アルツハイマー型認知症は物忘れなどが顕著にみられることが多いです。レビー小体型認知症ではパーキンソン症状がみられます。
5(×)パーキンソン病は、錐体外路の機能障害です。
無動、筋固縮、静止時振戦、姿勢反射障害を4主徴(錐体外路症状)とするのがパーキンソン病です。
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02
脚気はビタミンB1が欠乏することで起こり、症状として、末梢神経障害がみられます。
2.✕
脊髄の変性がみられるのは、葉酸ではなく、ビタミンB12が欠乏したときです。
3.✕
脳血管障害により、脳血管性認知症がみられます。
4.✕
パーキンソン病様症状がみられるのは、レビー小体型認知症です。
5.✕
パーキンソン病では、錐体外路の機能障害がみられます。
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03
1.○ ビタミンB1欠乏で起きます。
2.× 胎児に神経管閉鎖障害の二分脊椎が見られます。
3.× レビー小体型認知症の原因は、レビー小体というたんばく質の大脳皮質への蓄積です。
脳血管性認知症の原因は脳血管障害です。
4.× アルツハイマー型認知症は物忘れなどの症状です。
5.× パーキンソン病は錐体外路の機能障害で、手足の震えなどが見られます。
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