管理栄養士の過去問
第33回
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問37
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問題
第33回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問37 (訂正依頼・報告はこちら)
肺炎に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- クリプトコッカスは、細菌性肺炎の原因となる。
- 肺炎球菌は、非定型肺炎の原因となる。
- 市中肺炎は、入院後48時間以降に発症した肺炎である。
- 院内肺炎は、日和見感染であることが多い。
- 誤嚥性肺炎は、肺の上葉に好発する。
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この過去問の解説 (3件)
01
2(×)肺炎球菌は定型肺炎の原因になります。非定型肺炎の原因は、マイコプラズマやクラミジアなどがあります。
3(×)入院後48時間以降に発症する肺炎は院内肺炎です。市中肺炎は、自宅など病院外で発症したことが確認される肺炎です。
4(○)日和見感染は、免疫力が低下したときにかかる感染症のことです。院内感染では日和見感染が起きやすいです。
5(×)誤嚥性肺炎は肺の下葉においてよく起こります。重力等の関係で下葉背部に多いです。
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02
クリプトコッカスは、真菌性肺炎の原因となります。
2.✕
肺炎球菌は、定型肺炎の原因となります。
非定型肺炎とは、マイコプラズマなど非細菌性の微生物が原因となる肺炎のことです。
3.✕
市中肺炎とは、入院などをせず一般社会で暮らしている人にみられる肺炎のことです。
4.〇
日和見感染とは病原性の低い微生物に感染することにより起こるものです。
入院中であると感染症に対する免疫が落ちていることが多いため、日和見感染が原因となる院内肺炎を起こしやすいです。
5.✕
誤嚥性肺炎は、肺の右中・下葉においてよく起こります。
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03
2.× 非定型肺炎の原因は、百日咳やマイコプラズマです。βーラクタム系抗生物質が効きません。
3.× 入院後48時間以降に発症する肺炎は院内肺炎です。市中肺炎とは院外肺炎です。
4.○ 院内肺炎は、他にも黄色ブドウ球菌や大腸菌が原因であることもあります。
5.× 誤嚥性肺炎は、肺の下葉に好発します。
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