管理栄養士の過去問
第33回
食べ物と健康 問46

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問題

第33回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問46 (訂正依頼・報告はこちら)

果実類に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • パパイアに含まれるたんぱく質分解酵素は、ブロメラインである。
  • うんしゅうみかんの果肉に含まれる主なカロテノイドは、β-クリプトキサンチンである。
  • レモンの酸味は、酒石酸による。
  • グレープフルーツの苦味は、ヌートカトンによる。
  • りんごの特有な食感は、石細胞による。

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この過去問の解説 (3件)

01

1(×)パパイアのたんぱく質分解酵素はパパインです。パパインとリパーゼが酵素として主に働いています。ブロメライン(ブロメリン)はパイナップルの酵素です。

2(○)βクリプトキサンチンは、1個当たり1~2mg入っています。オレンジやレモン、グレープフルーツの60倍ともいわれています。

3(×)レモンの酸味はクエン酸です。酒石酸はブドウに含まれます。酒石酸を含む果実は数少ないです。また、ビタミンCも多く含まれています。

4(×)グレープルーツの苦味は、ナリンジンです。主に外皮や薄皮に含まれています。ヌーカトンは香気成分で、ほかにリモネンも含まれています。

5(×)独特の触感があるのは梨です。梨は石細胞がたくさん含まれているのであのシャリシャリ感が出ます。

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02

1.× パパイアに含まれるたんぱく質分解酵素は、パパインです。
ブロメラインはパイナップルのたんぱく質分解酵素です。

2.○ 他にはビタミンC、ビタミンPが豊富です。

3.× レモンの酸味は、クエン酸です。
酒石酸はブドウに含まれる有機化合物です。

4.× グレープフルーツの苦味は、ナリンギンです。
ヌートカトンは香気成分です。

5.× なしの特有な食感は、石細胞によるものです。

参考になった数6

03

1.✕
パパイアに含まれるたんぱく質分解酵素は、パパインです。

2.〇
β-クリプトキサンチンは、脂質異常症や糖尿病など生活習慣病の予防に有用です。

3.✕
レモンの酸味は、クエン酸によるものです。
酒石酸は、ぶどうの酸味です。

4.✕
グレープフルーツの苦味は、ナリンギンによるものです。
ヌートカトンは、グレープフルーツの香気成分です。

5.✕
なしの特有な食感は、石細胞によるものです。

参考になった数3