管理栄養士の過去問
第33回
食べ物と健康 問45

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問題

第33回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問45 (訂正依頼・報告はこちら)

いも類に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • じゃがいもの食用部は、塊根である。
  • さつまいもの主な炭水化物は、グルコマンナンである。
  • きくいもの主な炭水化物は、イヌリンである。
  • こんにゃくいもの主な炭水化物は、タピオカの原料となる。
  • さといもの粘性物質は、ポリグルタミン酸である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「きくいもの主な炭水化物は、イヌリンである。」です。

選択肢1. じゃがいもの食用部は、塊根である。

(×)ジャガイモの食用部位は塊茎です。塊根だとさつまいもです。

選択肢2. さつまいもの主な炭水化物は、グルコマンナンである。

(×)サツマイモの主な炭水化物はでんぷんです。グルコマンナンは、こんにゃく芋や里芋の成分です。

選択肢3. きくいもの主な炭水化物は、イヌリンである。

(○)きくいもは糖質にでんぷんは含まれていません。その代わりに、多糖体のイヌリンが含まれています。

選択肢4. こんにゃくいもの主な炭水化物は、タピオカの原料となる。

(×)こんにゃく芋の96%は水分でその他はグルコマンナンです。キャッサバはタピオカの原料になります。

選択肢5. さといもの粘性物質は、ポリグルタミン酸である。

(×)里芋の粘度はガラクタンやマンナンによるものです。ポリグルタミン酸は納豆の粘り成分です。

参考になった数30

02

正解は「きくいもの主な炭水化物は、イヌリンである。」です。

選択肢1. じゃがいもの食用部は、塊根である。

じゃがいもの食用部は、塊茎です。

塊茎:じゃがいも、こんにゃくいも、さといも等

塊根:さつまいも、キャッサバ等

選択肢2. さつまいもの主な炭水化物は、グルコマンナンである。

こんにゃくいもの主な炭水化物は、グルコマンナンです。

選択肢3. きくいもの主な炭水化物は、イヌリンである。

きくいもには澱粉が含まれていない代わりに、イヌリンが豊富に含まれています。

選択肢4. こんにゃくいもの主な炭水化物は、タピオカの原料となる。

キャッサバの主な炭水化物は、タピオカの原料となります。

選択肢5. さといもの粘性物質は、ポリグルタミン酸である。

さといもの粘性物質は、ガラクタンです。

参考になった数9

03

正解は「きくいもの主な炭水化物は、イヌリンである。」です。

選択肢1. じゃがいもの食用部は、塊根である。

× じゃがいもの食用部は、塊茎です。

選択肢2. さつまいもの主な炭水化物は、グルコマンナンである。

× さつまいもの主な炭水化物は、でんぷんです。

選択肢3. きくいもの主な炭水化物は、イヌリンである。

○ でんぷんは含んでいません。

選択肢4. こんにゃくいもの主な炭水化物は、タピオカの原料となる。

× キャッサバの主な炭水化物は、タピオカの原料となります。

選択肢5. さといもの粘性物質は、ポリグルタミン酸である。

× さといもの粘性物質は、ガラクタンです。

ポリグルタミン酸は納豆の粘性物質です。

参考になった数4