管理栄養士の過去問
第33回
基礎栄養学 問70

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問題

第33回 管理栄養士国家試験 基礎栄養学 問70 (訂正依頼・報告はこちら)

摂食行動の調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • グルコース濃度の上昇により、空腹感が生じる。
  • 遊離脂肪酸濃度の上昇により、満腹感が生じる。
  • インスリンは、食欲を抑制する。
  • レプチンは、食欲を促進する。
  • グレリンは、食欲を抑制する。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は 3 です。

1…グルコース濃度の上昇により視床下部の満腹中枢が刺激され、満腹感が得られます。

2…遊離脂肪酸濃度の上昇により、空腹感が生じます。空腹感には視床下部の摂食中枢が関与しており、胃に飢餓収縮が起きて空腹感を覚えたり、血糖値の低下、血液中の遊離脂肪酸・グルカゴンの増加が脳を刺激し、空腹感を意識させます。

3…インスリンは血糖値の上昇を抑制する働きがあるホルモンで、分泌が促進されると満腹中枢が刺激され、満腹感を得られます。

4…レプチンは脂肪細胞から分泌され、満腹中枢を刺激し、食欲を抑制します。

5…グレリンは胃と視床下部から分泌され、空腹中枢を刺激し、食欲を刺激します。

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02

正解は≪3≫です。

1 . グルコース濃度の現象により、空腹感が生じます。

2 . 遊離脂肪酸濃度の上昇により、空腹感が生じます。

3 . インスリンは、食欲を抑制します。

4 . レプチンは、食欲を抑制します。

5 . グレリンは、食欲を促進します。

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