管理栄養士の過去問
第33回
基礎栄養学 問80

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問題

第33回 管理栄養士国家試験 基礎栄養学 問80 (訂正依頼・報告はこちら)

ビタミンCに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 体内に蓄積しやすい。
  • 還元作用をもつ。
  • 非ヘム鉄の吸収を抑制する。
  • 欠乏すると、血液凝固が亢進する。
  • 腸内細菌によって合成される。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は【2】です。

1.ビタミンCは、水溶性で過剰分は尿に排泄されるので体内に蓄積しにくいです。

2.還元作用をもちます。

3.非ヘム鉄の吸収を促進します。

4.欠乏すると、血液凝固が低下します。ビタミンCの欠乏は、壊血病の原因となります。

5.腸内細菌によって合成されません。腸内細菌によって合成できるものには、ビタミンB2、B6、B12や葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンKなどがあります。

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02

正解は 2 です。

1…ビタミンCは水溶性ビタミンに分類され、過剰分は尿中に排泄されやすく、体外に排泄されやすいです。

2…ビタミンCは自身の強い抗酸化力で物質を還元するはたらきがあります。

3…ビタミンCは非ヘム鉄からヘム鉄に還元する能力を高めるため、鉄の吸収を助けます。

4…ビタミンCは血管や皮膚などの主成分であるコラーゲンの補酵素になるため、欠乏すると血管の結合組織が弱くなり、出血を引き起こすことがあります(壊血病)。

5…ビタミンCは腸内細菌によって合成されません。腸内細菌によって合成できるものは、水溶性ビタミンだとビタミンB2・B6・パントテン酸・葉酸・ビタミンB12・ビオチン、脂溶性ビタミンだとビタミンKです。

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03

正解は≪2≫です。

1 . 体内に蓄積しにくいです。

2 . 還元作用をもちます。

3 . 非ヘム鉄の吸収を促進します。

4 . 欠乏すると、出血傾向となります。

5 . 腸内細菌によって合成されません。

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