管理栄養士の過去問
第33回
応用栄養学 問90
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問題
第33回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問90 (訂正依頼・報告はこちら)
日本人の食事摂取基準(2015年版)において、授乳婦に付加量が設定されている栄養素である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- たんぱく質
- ビタミンA
- 葉酸
- カルシウム
- 鉄
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この過去問の解説 (3件)
01
1.授乳期は、タンパク質の付加量が推定平均必要量として+15g/日、推奨量として+20g/日に設定されています。
2.授乳期は、ビタミンAの付加量が推定平均必要量として+300μRAE/日、推奨量として+450μRAE/日に設定されています。
3.授乳期は、葉酸の付加量が推定平均必要量として+80μg/日、推奨量として100μg/日に設定されています。
4.妊娠期、授乳期共にカルシウムの付加量は設定されていません。
5.授乳期は、鉄の付加量が推定平均必要量として+2.0㎎/日、推奨量として2.5㎎/日に設定されています。
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02
1 . たんぱく質
妊婦の付加推奨量は初期0g、中期10g、後期25gです。
2 . ビタミンA
妊婦の付加推奨量は初期中期0μgRAE/日、後期80μgRAE/日です。
3 . 葉酸
妊婦の付加推奨量は240μg/日です。
4 . カルシウム
授乳中にはカルシウムの吸収が促進されるため負荷量はありません。
5 . 鉄
妊婦の付加推奨量は初期2.5㎎/日、中期後期15.0㎎/日です。
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03
授乳婦に付加量が設定されているのは、エネルギー必要量・たんぱく質・ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸・ビタミンC・鉄・亜鉛・銅・ヨウ素・セレン・モリブデンです。
授乳中はカルシウムの吸収率が上昇するため、カルシウムの付加量は設定されていません。
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