管理栄養士の過去問
第33回
臨床栄養学 問116
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問題
第33回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問116 (訂正依頼・報告はこちら)
診療報酬における栄養食事指導料の算定に関する記述である。
正しいのはどれか。2つ選べ。
正しいのはどれか。2つ選べ。
- 外来患者は、初回20分の栄養食事指導で算定できる。
- 小児食物アレルギー患者の外来栄養食事指導料は、9歳未満の場合に算定できる。
- 入院栄養食事指導料は、入院期間中に3回算定できる。
- 集団栄養食事指導料は、外来患者と入院患者が混在した場合も算定できる。
- 集団栄養食事指導料の算定は、1回の対象者数の上限が20人である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:外来患者は、初回20分の栄養食事指導で算定できる。
→初回は概ね30分以上、2回目以降は概ね20分以上、療養のため必要な栄養の指導を行った場合に算定できます。
◎2:小児食物アレルギー患者の外来栄養食事指導料は、9歳未満の場合に算定できる。
→正しい選択肢です。
3:入院栄養食事指導料は、入院期間中に3回算定できる。
→入院中に2回限り、1週間に1回まで算定できます。
◎4:集団栄養食事指導料は、外来患者と入院患者が混在した場合も算定できる。
→正しい選択肢です。
5:集団栄養食事指導料の算定は、1回の対象者数の上限が20人である。
→1回の対象者数の上限は15人です。
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02
栄養指導料の算定条件は次の通りです。
◆外来栄養食事指導料
・初回30分以上/2回目以降20分以上
・初回月は2回/その他は1回を限度
◆入院栄養食事指導料
・初回30分以上/2回目以降20分以上
・入院中2回、週1回を限度
◆集団栄養食事指導料
・15人以下、40分以上
・月1回を限度(入院患者は入院期間中2回を限度)
◆在宅患者訪問栄養食事指導料
・30分以上
・月2回を限度
1 . 外来患者は、初回20分の栄養食事指導で算定できる。
×初回の栄養指導は30分以上で算出できます。
20分で算出できるのは2回目以降です。
2 . 小児食物アレルギー患者の外来栄養食事指導料は、9歳未満の場合に算定できる。
○
3 . 入院栄養食事指導料は、入院期間中に3回算定できる。
×入院期間中に算出できるのは、2回が限度です。
4 . 集団栄養食事指導料は、外来患者と入院患者が混在した場合も算定できる。
○
5 . 集団栄養食事指導料の算定は、1回の対象者数の上限が20人である。
×集団指導では、15人以下の場合に算出できます。
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03
2 . 小児食物アレルギー患者の外来栄養食事指導料は、9歳未満の場合に算定できるので〇です。
3 . 入院栄養食事指導料は、入院期間中に2回算定できるので×です。
4 . 集団栄養食事指導料は、外来患者と入院患者が混在した場合も算定できるので〇です。
5 . 集団栄養食事指導料の算定は、1回の対象者数の上限が15人なので×です。
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