管理栄養士の過去問
第33回
公衆栄養学 問143

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問題

第33回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問143 (訂正依頼・報告はこちら)

地域における公衆栄養活動の進め方に関する記述である。
誤っているのはどれか。1つ選べ。
  • PDCAサイクルに基づいた活動を推進する。
  • 住民のニーズを把握するため、自治会を活用する。
  • 活動を効果的に推進するため、関係機関と連携する。
  • 住民の参加は、事業評価段階から行う。
  • 行政栄養士は、コーディネータとして活動する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は【4】です。
この問題は「誤っているもの」を選択します。間違えないようにしましょう。


1 . PDCAサイクルに基づいた活動を推進する。
○公衆栄養活動は、P(Plan:計画)→D(Do:実施)→C(Check:評価)→A(Action:行動)のサイクルで活動を進めます。

2 . 住民のニーズを把握するため、自治会を活用する。
○活動には住民参加が大切なため、ニーズを把握するために自治会を活用することは有効です。

3 . 活動を効果的に推進するため、関係機関と連携する。
○保健・医療・福祉・介護や地域のコミュニティとの連携・協働を図ることが効果的です。

4 . 住民の参加は、事業評価段階から行う。
×住民参加は事業の計画段階(P)から行う必要があります。

5 . 行政栄養士は、コーディネータとして活動する。
○行政栄養士は、コミュニティや関係機関との連携を図るために、コーディネーターとしての役割を果たす必要があります。

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02

正解:4

1:PDCAサイクルに基づいた活動を推進する。
→正しいです。
Plan(計画)→Do(実施)→Check(評価)→Action(改善)を繰り返していきます。

2:住民のニーズを把握するため、自治会を活用する。
→正しいです。
地域に根付いている自治会との連携は、効果的・効率的なプログラムの実施に有効です。

3:活動を効果的に推進するため、関係機関と連携する。
→正しいです。
保健所・保健センター、地方自治体、地域の医療機関、ボランティア団体などとの連携体制づくりが大切です。

4:住民の参加は、事業評価段階から行う。
→誤りです。
住民のニーズにあったプログラムを実施していくために、計画段階からの住民の参加が適しています。

5:行政栄養士は、コーディネータとして活動する。
→正しいです。
公衆栄養活動においては、地域のコミュニティや関係機関との連携が重要であるため、行政栄養士にはコーディネータとしての能力が必要です。

参考になった数3

03

1.PDCAサイクルに基づいた活動を推進するので〇です。

2 . 住民のニーズを把握するため、自治会を活用することがあるので〇です。

3 . 活動を効果的に推進するため、関係機関と連携しているので〇です。

4 . 住民の参加は計画段階から行い、住民の協力を仰ぐことが必要なので×です。

5 . 行政栄養士は、コーディネータとしての役割も担うので〇です。

よって、正解は4です。

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