管理栄養士の過去問
第33回
応用力問題 問184

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問題

第33回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問184 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文を読み、問いに答えよ。

K市の市立保育園に勤務する管理栄養士である。保育園に通う女児A子(9か月)の母親への栄養の指導を行っている。
母親から、A子が家庭で離乳食をあまり食べないので心配との相談を受けた。
A子は、身長72.5cm、体重8.7kg。精神・運動機能の発達は良好である。

離乳食の与え方について、母親にたずねた。現在、離乳食は歯ぐきでつぶせる固さで1日3回与えており、母乳は欲しがるときに飲ませているという。この内容に対する栄養アセスメントである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
問題文の画像
  • 月齢に応じた離乳食の与え方である。
  • 月齢に応じた離乳食の調理形態として、不適切である。
  • 月齢に応じた離乳食の回数として、多すぎる。
  • 母乳を与え過ぎている。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は1です。

離乳後期である9か月~11か月頃の離乳食は1日3回、歯茎でつぶせる固さのものに進めていきます。そして離乳食の後には母乳又は育児用ミルクを与えます。更にそのほかに、授乳のリ ズムに沿って母乳は子どもの欲するままに、育児用ミルクは1日2回程度与えます。

この母親は、離乳食は歯ぐきでつぶせる固さで1日3回与えており、母乳は欲しがるときに飲ませているということなので、月齢に合わせた離乳食の与え方であるといえます。

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02

最も適切なのは【1】です。

9か月~11か月頃の離乳食は、歯ぐきでつぶせる固さのものを1日3食に進めていく段階です。
併せて離乳に向けて「母乳は欲しがるときに飲ませている」ようなので特に問題はないでしょう。

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03

正解は【1】です。

生後9か月頃の離乳食は、歯茎でつぶせる固さのものを1日3回与えることが望ましいので、正しい与え方だと思われます。
母乳は、離乳食後に欲しがるだけ与えることが望ましいとされ、この場合では与えすぎているかどうかは分かりません。

参考になった数1

04

正解は1です。

生後9か月頃の離乳食は歯茎でつぶせる固さで1日3回のリズムが望ましいとされており、正しいと言えます。

母乳も欲しがるときに飲ませているということから、問題はないと考えられます。

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