管理栄養士の過去問
第33回
応用力問題 問197
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問題
第33回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問197 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文を読み、問いに答えよ。
K県の健康増進課の管理栄養士である。K県の健康増進計画を検討している。K県の健康課題は、脳血管疾患であり、死亡率は全国平均より高い。食生活の特徴では、野菜摂取量、果物摂取量(中央値)はそれぞれ5SV/日と1SV/日である。これまで、野菜摂取量の目標は5SV/日、果物摂取量の目標は2SV/日と設定してきている。また、食塩摂取量(平均値)は11g/日である。
研究結果を参考に、K県の現状を踏まえ、野菜と果物の摂取に関する地域住民への推奨内容を考えた。推奨内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
K県の健康増進課の管理栄養士である。K県の健康増進計画を検討している。K県の健康課題は、脳血管疾患であり、死亡率は全国平均より高い。食生活の特徴では、野菜摂取量、果物摂取量(中央値)はそれぞれ5SV/日と1SV/日である。これまで、野菜摂取量の目標は5SV/日、果物摂取量の目標は2SV/日と設定してきている。また、食塩摂取量(平均値)は11g/日である。
研究結果を参考に、K県の現状を踏まえ、野菜と果物の摂取に関する地域住民への推奨内容を考えた。推奨内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- 野菜は現状維持で、果物を増やす。
- 野菜を増やし、果物は現状維持する。
- 野菜、果物ともに増やす。
- 野菜、果物ともに現状維持する。
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この過去問の解説 (4件)
01
「野菜摂取量、果物摂取量(中央値)はそれぞれ5SV/日と1SV/日である。」と文章中にあります。
中央値が5SV/日と1SV/日であることから、半数の住民がこの値に達していないと言えます。
これらのことから、野菜果物ともに摂取を増やすよう推奨すべきと考えられます。
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02
一見、野菜摂取量は目標に達していて果物摂取量は目標に達していないように見えますが、食塩摂取量の平均値が高めであることから野菜摂取量も果物摂取量とともに増やすことを推奨するのが適切と言えます。
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03
野菜摂取量の中央値は5 SV / 日、果物摂取量の中央値は1 SV / 日です。つまり、これより少ない住民が半数は存在するということになります。
野菜摂取量の目標は5 SV / 日、果物摂取量の目標は2 SV / 日なので、野菜、果物ともに増やす必要があります。
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04
「野菜摂取量、果物摂取量(中央値)はそれぞれ5SV/日と1SV/日である」と文章中にあるので、これに到達していない人もいることになります。
目標摂取量は、野菜が5SV/日、果物が1SV/日なので、ともに摂取量を増やす必要があります。
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